【諸乗法数】6-39
【諸乗法数】6-39
六弊
六度對治
慳貪
毀禁(破戒とも)
瞋恚
懈怠
動亂(正しくは散亂) 愚痴
註 別名六度対治。六波羅蜜(涅槃に至るための六つの徳)を妨げる六つの悪徳。物惜しみ・戒律を破る・怒り憎しみ・怠け心・気が散る・無知。修行は一心不乱であることは言うまでもないが、それが目的化したり、焦ったり、マンネリ化すると悪心が湧いてしまう。修行もまた自然体で続けられるように、自分を空の状態にすることが望ましい。そこに至るまでが大変だが、執着しないようにするには、修行をするぞという執着心からも自分を解放しなければならない。坐禅、瞑想するのも自分と向き合うものとされるが、自分を無くす、無の状態に近づけるという意味もあるだろう。
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