【諸乗法数】6-33
【諸乗法数】6-33
六慧法
大疏
聞
思
修
無相
寂照
照寂
註 出典は大疏とあるが、これも正しい出典は『菩薩瓔珞本業経』。十住より妙覚の位に居る修行中の菩薩が得る六つの慧。
聞慧 十住位に居る者が中道の理を聞き一切の法を得た境地。
思慧 十行位に居る者が中道の理を思惟し一切の智慧を得た境地。
修慧 十廻向位に居る者が中道の理を修習し一切智を得た境地。
無相慧 十地位に居る者が中道の理を證知し空の無性相を得た境地。
照寂慧 等覚慧に居る者が中道の理を修め中道の理体を照らす事が叶う境地。
寂照慧 妙覚位に居る者が中道の理を完全に理解し、寂照不二の境地に達した境地。
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