1946年1月1日
1946年1月1日 昭和21年
【内 閣】
幣原喜重郎内閣
総理 幣原喜重郎/外務 吉田茂/内務 堀切善次郎/大蔵 渋沢敬三/陸軍 下村定/第一復員 幣原喜重郎(兼)/海軍 米内光政/第二復員 幣原喜重郎(兼)/司法 岩田宙造/文部 前田多門/厚生 芦田均/農林 松村謙三/商工 小笠原三九郎/運輸 田中武雄/無任所 小林一三(戦災復興院総裁)、松本烝治(憲法問題調査委員会委員長)、次田大三郎(兼)/内閣書記官長 次田大三郎/法制局長官 楢橋渡/内閣副書記官長 三好重夫
【宮中主要官】
内大臣 木戸幸一/宮内大臣 石渡荘太郎/枢密院議長 平沼騏一郎/枢密院副議長 清水澄
【軍部高官】
[陸 軍]
陸軍次官 若松只一/軍務局長 吉積正雄/参謀総長 梅津美治郎/参謀次長 河辺虎四郎/教育総監 下村定
[海 軍]
海軍次官 多田武雄/軍令部総長 豊田副武
【植民地高官】
樺太庁長官 大津敏男/南洋庁長官 細菅戊子郎
【東京都長官】
西尾壽造
【首 長】
大阪府知事 新居善太郎/大阪市長 中井光次/京都府知事 木村惇/京都市長 篠原英太郎/北海道庁長官 持永義夫/青森県知事 金井元/岩手県知事 宮田為益/秋田県知事 池田欽三郎/宮城県知事 千葉三郎/山形県知事 村山道雄/福島県知事 増田甲子七/茨城県知事 友末洋治/栃木県知事 相馬敏夫/群馬県知事 高橋敏雄/千葉県知事 生悦住求馬/埼玉県知事 関外余男/神奈川県知事 藤原孝夫/山梨県知事 齋藤昇/新潟県知事 畠田昌福/富山県知事 吉武恵市/石川県知事 伊藤謹二/福井県知事 宮田笑内/長野県知事 物部薫郎/静岡県知事 菊池盛登/愛知県知事 福本柳一/岐阜県知事 野村儀平/滋賀県知事 稲田周一/奈良県知事 小田成就/三重県知事 小林千秋/和歌山県知事 小池卯一郎/兵庫県知事 齋藤亮/岡山県知事 安積得也/広島県知事 楠瀬常猪/山口県知事 岡本茂/鳥取県知事 林敬三/島根県知事 伊藤清/香川県知事 田中省吾/徳島県知事 岡田包義/愛媛県知事 豊島章太郎/高知県知事 永野芳辰/福岡県知事 曽我梶松/佐賀県知事 沖森源一/長崎県知事 永野若松/大分県知事 細田徳寿/宮崎県知事 安中忠雄/熊本県知事 平井章/鹿児島県知事 龍野喜一郎/沖縄民政府・沖縄諮詢会委員長 志喜屋孝信
人間宣言。昭和天皇が戦後最初の年頭詔書「新日本建設に関する詔書」で自己の神格を否定。
人間宣言は、1946年(昭和21年)1月1日に日本国政府の官報により発布された昭和天皇の詔書『新年ニ當リ誓ヲ新ニシテ國運ヲ開カント欲ス國民ハ朕ト心ヲ一ニシテ此ノ大業ヲ成就センコトヲ庶幾フ』(しんねんニあたリちかいヲあらたニシテこくうんヲひらカントほっスこくみんハちんトこころヲいつニシテこノたいぎょうヲじょうじゅセンコトヲこいねがフ)の通称である。当該詔書の後半部には「天皇が現人神(あらひとがみ)であることを自ら否定した」と解釈される部分があり、狭義にはその部分を表現する名称としても用いられる。なお、「人間宣言」という名称は当時の日本のマスコミや出版社が名付けたもので、当詔書内には「人間」「宣言」という文言は一切ない。
詔書の概要
「日本の民主主義は日本に元々あった『五箇条の御誓文』に基づいていること」を示すのが、詔書の主な目的だった。「人間宣言」については最終段落の数行のみで、詔書の6分の1しかない。その数行も事実を確認するのみで、特に何かを放棄しているわけではない。いわゆる「人間宣言」についての記述は以下の通りである。
朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ — 『新日本建設に関する詔書』より抜粋
このGHQ主導による詔書により、「天皇が神であることが否定された」とされる。しかし、「天皇と日本国民の祖先が日本神話の神であること」を否定していない。歴代天皇の神格も否定していない。神話の神や歴代天皇の崇拝のために天皇が行う神聖な儀式を廃止するわけでもなかった。
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