1945年7月6日
1945年7月6日 昭和20年
【内 閣】
総理 鈴木貫太郎/外務 東郷茂徳/内務 安倍源基/大蔵 広瀬豊作/陸軍 阿南惟幾/海軍 米内光政/司法 松阪広政/文部 太田耕造/農商 石黒忠篤/軍需 豊田貞次郎/運輸 小日山直登/大東亜 東郷茂徳(外相兼任)/厚生 岡田忠彦/国務 桜井兵五郎/国務 左近司政三・国務(情報局総裁)・下村宏・安井藤治/内閣書記官長 迫水久常/法制局長官 村瀬直養
【宮中主要官】
内大臣 木戸幸一/宮内大臣 石渡荘太郎/枢密院議長 平沼騏一郎/枢密院副議長 清水澄
【軍部高官】
[陸 軍]
陸軍次官 富永恭次/軍務局長 吉積正雄/参謀総長 梅津美治郎/参謀次長 河辺虎四郎/教育総監 土肥原賢二
[海 軍]
海軍次官 多田武雄/軍令部総長 豊田副武
【植民地高官】
朝鮮総督 阿部信行/台湾総督 安藤利吉/関東長官 山田乙三/樺太庁長官 大津敏男/南洋庁長官 細菅戊子郎
【東京都長官】
西尾壽造
【首 長】
大阪府知事 新居善太郎/大阪市長 坂間棟治/京都府知事 三好重夫/京都市長 篠原英太郎/北海道庁長官 熊谷憲一/青森県知事 金井元/岩手県知事 宮田為益/秋田県知事 久安博忠/宮城県知事 生悦住求馬/山形県知事 篠山千之/福島県知事 石井政一/茨城県知事 橋本政実 /栃木県知事 相馬敏夫/群馬県知事 高橋敏雄/千葉県知事 斎藤亮/埼玉県知事 福本柳一 /神奈川県知事 藤原孝夫/山梨県知事 谷川昇/新潟県知事 畠田昌福/富山県知事 岡本茂/石川県知事 平井章/福井県知事 宮田笑内/長野県知事 大坪保雄/静岡県知事 菊池盛登/愛知県知事 古井喜實/岐阜県知事 沖野悟/滋賀県知事 稲田周一/奈良県知事 小田成就/三重県知事 清水重夫/和歌山県知事 小林千秋/兵庫県知事 持永義夫/岡山県知事 小泉梧郎/広島県知事 高野源進/山口県知事 上田誠一/鳥取県知事 高橋庸弥/島根県知事 山田武雄/香川県知事 田中省吾/徳島県知事 岡田包義/愛媛県知事 土肥米之/高知県知事 栗原美能留/福岡県知事 山田俊介 /佐賀県知事 宮崎謙太/長崎県知事 永野若松/大分県知事 中村元治/宮崎県知事 安中忠雄 /熊本県知事 曽我梶松/鹿児島県知事 柘植文雄/沖縄県知事 (不在)
千葉空襲。B29・124機が千葉市に空襲。死傷者1679人。
[第21爆撃機集団任務要約]
任務番号第251号
日時 1945年7月6-7日
目標 千葉都市地域
参加部隊 第58爆撃団
出撃機数 129機
第一目標爆撃機数 95.48%(第1目標124機、臨機目標1機)
投下弾種類、設定 AN-M47A2 100ポンド焼夷爆弾:頭部瞬発信管付
E46 500ポンド焼夷集束弾:尾部信管目標上空5000フィートで開散
T4E4 500ポンド破砕集束弾:頭部信管機体下1000フィートで開散
投下弾トン数 第1目標889.5トン
臨機目標6.3トン
第一目標投弾時刻 7日1時39分-3時05分
攻撃高度 9900-11500フィート
目標上空天候 雲量:10
損失機数 0
任務概要 乗員訊問で目標地域内にまばらの火が発生、煙が25000フィートに上がったことが示された。偵察写真は千葉市街地の密集地の74%(0.86平方マイル)が破壊ないし被害を受けていることを示した。これまでに破壊された合計被害は43.4%に達した。5機が目視で、残りがレーダーで爆撃した。4機が爆撃不能。遭遇した高射砲は重口径、中口径、小口径、皆無から散発、不正確だった。敵機18機を目撃、攻撃1回。14機が硫黄島に着陸した。
平均爆弾搭載量:14974ポンド
平均燃料残量:842ガロン
任務番号第252号
日時 1945年7月6-7日
目標 明石都市地域
参加部隊 第73爆撃団
出撃機数 131機
第一目標爆撃機数 93.48%(第1目標123機、臨機目標1機)
投下弾種類、設定 E46 500ポンド焼夷集束弾:尾部信管目標上空2500フィートで開散
投下弾トン数 第1目標975トン
臨機目標8トン
第一目標投弾時刻 7日0時15分-1時27分
攻撃高度 6900-8200フィート
目標上空天候 雲量:4-8
損失機数 0
任務概要 乗員は結果を未観測から優秀と報じられた。攻撃写真は市内にいくつかの火災を示した。偵察写真は市の24%(0.42平方マイル)、明石の川崎航空機の74.3%が破壊ないし被害を受けていることを示した。敵機3機は翼端燈を点けているのを目撃された。攻撃はなし。高射砲は重、中口径、散発、不正確で連射。7機が目視で、116機がレーダーで爆撃した。7機が爆撃不能。2機が硫黄島に着陸した。
平均爆弾搭載量:16959ポンド
平均燃料残量:778ガロン
任務番号第253号
日時 1945年7月6-7日
目標 清水都市地域
参加部隊 第313爆撃団
出撃機数 136機
第一目標爆撃機数 97.09%(133機)
投下弾種類、設定 AN-M47A2 100ポンド焼夷爆弾:頭部瞬発信管付
AN-M17 500ポンド焼夷集束弾:尾部信管目標上空3000フィートで開散
投下弾トン数 1029.6トン
第一目標投弾時刻 7日0時33分-2時10分
攻撃高度 7100-8300フィート
目標上空天候 雲量:4-10
損失機数 1
任務概要 乗員は雲の切れ目を通じて、市全体が海岸まで燃え立っているのを見ることができた。激しい上昇気流と遭遇した。偵察写真は清水市街地の47%(0.67平方マイル)、港湾施設の60%、豊南石油工場の30%が破壊ないし被害を受けていることを示した。重口径、中口径、自動対空砲火からなる高射砲は、散発から並、概して不正確だった。2機のB29が高射砲により損傷した。6個群の一つである地上ロケットが報じられた。敵機12機を目撃、4回攻撃。25機が目視で、108機がレーダーで爆撃した。3機が爆撃不能。2機が硫黄島に着陸した。 損失機はブレーキ故障で、滑走路をはずれた。
平均爆弾搭載量:15053ポンド
平均燃料残量:1103ガロン
任務番号第254号
日時 1945年7月6-7日
目標 甲府都市地域
参加部隊 第314撃団
出撃機数 138機
第一目標爆撃機数 94.3%(第1目標131機、臨機目標1機)
投下弾種類、設定 AN-M47A2 100ポンド焼夷爆弾:頭部瞬発信管付
E46 500ポンド焼夷集束弾:目標上空5000フィートで開散
投下弾トン数 第一目標970.4トン
臨機目標1トン
第一目標投弾時刻 6日23時47分-7日1時35分
攻撃高度 11200-17100フィート
目標上空天候 雲量:8
損失機数 0
任務概要 写真は住宅密集地の64%または1.3平方マイルが被害を受けていることを示した。市南部の鉄道操車場内の建物の50%が破壊された。19機が目視で、112機がレーダーで爆撃した。7機が爆撃不能。敵機22機を目撃、攻撃なし。空対空ロケット攻撃1回が報じられた重口径高射砲と自動対空砲火は散発、不正確。3機が硫黄島に着陸した。
平均爆弾搭載量:15757ポンド
平均燃料残量:783ガロン
任務番号第255号
日時 1945年7月6-7日
目標 大阪丸善製油所
参加部隊 第315爆撃団
出撃機数 60機
第一目標爆撃機数 98.34%(第1目標59機、臨機目標1機)
投下弾種類、設定 AN-M64 500ポンド通常爆弾:頭部1/40秒遅動信管、尾部未遅動信管付
投下弾トン数 第一目標441.5トン
臨機目標8トン
第一目標投弾時刻 6日23時19分-7日0時18分
攻撃高度 10200-11500フィート
目標上空天候 雲量:10
損失機数 0
任務概要 7月11日の写真は工場の95%が破壊されていることを示した。58機がレーダーで、1機が目視で爆撃した。敵機17機を目撃、2機が体当たりを試みたと報じられた。高射砲は重口径、散発から皆無で不正確。阻塞気球1基が11500フィートに確認された。
平均爆弾搭載量:16071ポンド
平均燃料残量:1386ガロン
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