1945年4月22日

1945年4月22日　昭和20年

【内　閣】

総理　鈴木貫太郎／外務　東郷茂徳／内務　安倍源基／大蔵　広瀬豊作／陸軍　阿南惟幾／海軍　米内光政／司法　松阪広政／文部　太田耕造／農商　石黒忠篤／軍需　豊田貞次郎／運輸通信　小日山直登／大東亜　東郷茂徳（外相兼任）／厚生　岡田忠彦／国務　桜井兵五郎／国務　左近司政三・国務（情報局総裁）・下村宏・安井藤治／内閣書記官長　迫水久常／法制局長官　村瀬直養

【宮中主要官】

内大臣　木戸幸一／宮内大臣　松平恒雄／枢密院議長　平沼騏一郎／枢密院副議長　清水澄

【軍部高官】

［陸　軍］

陸軍次官　富永恭次／軍務局長　吉積正雄／参謀総長　梅津美治郎／参謀次長　河辺虎四郎／教育総監　土肥原賢二

［海　軍］

海軍次官　岡　敬純／軍令部総長　及川古志郎(-5,29)

【植民地高官】

朝鮮総督　阿部信行／台湾総督　安藤利吉／関東長官　山田乙三／樺太庁長官　大津敏男／南洋庁長官　細菅戊子郎

【東京都長官】

西尾壽造

【首　長】

大阪府知事　池田清／大阪市長　坂間棟治／京都府知事　安藤狂四郎／京都市長　篠原英太郎／北海道庁長官　坂千秋／青森県知事　大島弘夫／岩手県知事　鈴木脩蔵／秋田県知事　久安博忠／宮城県知事　内田信也／山形県知事　斎藤亮／福島県知事　石井政一／茨城県知事　古井喜実／栃木県知事　相馬敏夫／群馬県知事　石井英之助（本日辞任）高橋敏雄（本日就任）／千葉県知事　川村秀文／埼玉県知事　福本柳一／神奈川県知事　藤原孝夫／山梨県知事　多湖實夫／新潟県知事　町村金五／富山県知事　西村彰一／石川県知事　平井章／福井県知事　加藤初夫／長野県知事　大坪保雄／静岡県知事　今松治郎／愛知県知事　吉野信次／岐阜県知事　橋本政實／滋賀県知事　菊池盛登／奈良県知事　小田成就／三重県知事　 持永義夫／和歌山県知事　小林千秋／兵庫県知事　成田一郎／岡山県知事　小泉梧郎／広島県知事　松村光麿／山口県知事　上田誠一 ／鳥取県知事　武島一義／島根県知事　山田武雄香川県知事　小菅芳次／徳島県知事　野田清武／愛媛県知事　雪沢千代治／高知県知事　高橋三郎／福岡県知事　戸塚九一郎／佐賀県知事　田中省吾／長崎県知事　 田中重之／大分県知事　中村元治／宮崎県知事　宮崎謙太／熊本県知事　曽我梶松／鹿児島県知事　柴山博／沖縄県知事　島田叡

海軍所属第3御盾252部隊特攻出撃（日本本土近海・沖縄）。零戦8　彗星5機未帰還。

陸軍所属第31・第79・第80・第81・第105・第109・第119振武隊　第19戦隊特攻出撃（日本本土近海・沖縄）。97式戦 10　二式複戦5　三式戦3　99襲1　99高練23機未帰還。

［第２１爆撃機集団任務要約］

任務番号第９１号

日時：１９４５年４月２２日

コードネーム：Bullish # 4

目標：出水飛行場　 90.37 - 2512

参加部隊：第７３爆撃団

出撃機数：２１機

第一目標爆撃機数：９０．５％（第一目標１９機　臨機目標１機）

第一目標投弾時刻：２２日０７時５２分－０８時０５分

攻撃高度：１６０００－１８０００フィート

目標上空天候雲量：０

損失機数：０

任務要約：爆撃結果－搭乗員により十分から優秀と報じられた。攻撃写真は飛行場を斜めに横切る十分な着弾の集まりを示している。４棟の小型建物が破壊、格納庫には被害追加。地上でおそらく被害を受けた敵機は、双発１機、単発３機。敵の航空抵抗は並。攻撃５１回。敵機撃墜なし、概ね撃墜２機、撃破２機。対空射撃は重口径、散発、不正確からかなり正確。

平均爆弾搭載量：９０９５ポンド

平均燃料残量：９５８ガロン

任務番号第９２号

日時：１９４５年４月２２日

コードネーム：Aeroscope # 2

目標：串良飛行場　 90.38-2524

参加部隊：第３１３爆撃団

出撃機数：１８機

第一目標爆撃機数

第一目標投弾時刻：２２日０７時５８分－０８時４５分

攻撃高度：１６０００－１６６００フィート

目標上空天候雲量：０

損失機数：０

任務要約：爆撃結果－搭乗員により優秀と報じられた。攻撃写真は格納庫地域が炸裂に満遍なく覆われていたことを示した。滑走路は交差点附近が穴だらけとなった。１機がおそらく破壊された。敵の航空抵抗は軽度。攻撃８回。対空射撃は重口径、並でかなり正確。

平均爆弾搭載量：９３６３ポンド

平均燃料残量：１０８３ガロン

任務番号第９３号

日時：１９４５年４月２２日

コードネーム：Neckcloth # 1

目標：宮崎飛行場　 90.38-2529

参加部隊：第３１４爆撃団

出撃機数：２２機

第一目標爆撃機数：１００％

第一目標投弾時刻：２２日０７時３４分－０９時１０分

攻撃高度：１４０００－１７５００フィート

目標上空天候雲量：０

損失機数：０

任務要約：爆撃結果－搭乗員により優秀と報じられた。攻撃写真は飛行場を横切る爆柱少なくとも５を示した。敵の航空抵抗は弱。攻撃３回。攻撃後写真は、２本の舗装滑走路上に約２０のクレーターが見えるのを示した。いくつかの火災は飛行場真西の住居地でまだ燃えていた。対空射撃は重口径、散発から並で不正確から正確。

平均爆弾搭載量：９２１７ポンド

平均燃料残量：１０９５ガロン

任務番号第９４号

日時：１９４５年４月２２日

コードネーム：Skewer # 1

目標：富高飛行場　 90.33-2536

参加部隊：第７３爆撃団

出撃機数：１８機

第一目標爆撃機数：１００％

第一目標投弾時刻：２２日０８時３６分

攻撃高度：１６４５０－１７５００フィート

目標上空天候雲量：０

損失機数：０

任務要約：爆撃結果－搭乗員により優秀と報じられた。攻撃写真は飛行場の全長おおう１つの集中弾着を示した。第二の着弾集中は格納庫列のすぐ南西にあった。少なくとも格納庫４棟、小型建物３棟に直撃弾。単発機７機を破壊、同２機をおそらく破壊、１機をおそらく損傷させた。敵の航空抵抗・対空射撃は皆無。

平均爆弾搭載量：９０９５ポンド

平均燃料残量：１１９４ガロン

任務番号第９５号

日時：１９４５年４月２２日

コードネーム：Checkbook # 5

目標：鹿屋飛行場　 90.38-1378

参加部隊：第３１３爆撃団

出撃機数：２５機

第一目標爆撃機数：７６％（１９機）

第一目標投弾時刻：２２日０７時３４分－０８時３６分

攻撃高度：１５３５０－１５９５０フィート

目標上空天候雲量：０

損失機数：１

任務要約：爆撃結果－搭乗員により十分から優秀と報じられた。滑走路は穴だらけ、格納庫とエプロンは着弾に十分覆われた。１機をおそらく破壊した。格納庫５棟は全焼、２棟は破壊された。敵の航空抵抗は軽度－攻撃数１０回。対空射撃は重口径、散発から並、かなり正確。１機は帰路着陸時に墜落。

平均爆弾搭載量：９０９１ポンド

平均燃料残量：１０７９ガロン

［アメリカ陸軍航空軍戦闘日誌］

〇第２０空軍

飛行場に対する攻撃を継続。Ｂ－２９　８０機以上は出水、串良、宮崎、富高、鹿屋の飛行場を爆撃。

〇第７戦闘機集団

硫黄島からの明野原、鈴鹿飛行場に対する戦闘機攻撃で９９ソーティー実施。戦闘機は敵機１０機の撃墜、１５機の地上破壊を主張。