【諸乗法数】1-19

【諸乗法数】1-19 


一味 『華嚴經』に「譬えれば衆水皆同一味というが如し」と。 

註 一味は佛性の前には皆同一であるとの義。此れに基づいて宋の蘇轍(蘇東坡の弟)は「百川入滄溟 衆水皆同味」と詠んでいる。 


一障 『普賢行品』に「一障一切障」と。 

註 一障とは僅かな怠りの心。『華嚴抄』の註には「所謂造惡衆生 一念瞋心起 百万障門開 一切善根悉皆消滅 一切業障同時増長 所以一障一切障」とある。つまり僅かな怠りの心が一切の迷いを招くの義。 

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