佛像圖彙533

【533】不動(ふどう) 


[通釈] 

十三仏 

不動 

一 

初七日の忌仏 


[解説] 

 胎藏界の十二大院を一同に会したもの。南北朝期に始まった本邦独自の体系。これに十王信仰が加わり死者追善供養の本尊となった。板碑等にも見られ、江戸期には広く民間にて信仰された。主に掛軸にした絵を、法要をはじめあらゆる仏事に飾る風習が伝えられる。 十三仏とは、閻魔王を初めとする冥途の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏のこと。下図はウィキペディアより。掛軸は真言宗用。   

  

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