佛像圖彙186

【186】薬師如来(やくしにょらい)


[通釈]

薬師如来 梵字はベイ 八日

増無縁の八にいう「大慈大悲の光明を照らし、まことに苦しむ衆生に法楽を与える。故に瑠璃光を拝礼する」と。


[注]

増無縁 書名。正しくは増補分類無縁双紙。禅宗における葬送儀礼・施餓鬼等について解説したもの。万治二年の刊本がある。この頃より各宗派に葬送儀礼についての解説書が増え始める。いわゆる葬式仏教の確立期と思われる。


[解説]

 薬師瑠璃光如来は既出(27回)。

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