訓蒙図彙268

訓蒙図彙 268 虫介の部

蜂(ほう) bee

[訓読]蜂 ほう はち。蠭(ほう)、同じ。又云ふ、〓(ほう)並びに総名なり。今按ずるに、図する所は色黄なるを黄蜂(こうほう)となし、色黒きを胡蜂(こほう)、玄蜂(げんほう)、壺蜂(こほう)となす。○小にして䖟の如きを蜜蜂(みつほう)、蝋蜂(ろうほう)となし、みちばち、蜂窠(ほうそう)を蜂房(ほうぼう)となす、はちのす。


[注]〓は「范」の下に「虫」


[通釈]蜂 ほう はち。蠭も同じ。又、〓もともに総名である。今考えるに、図に描かれたの、色が黄なのを黄蜂とし、色の黒いのを胡蜂、玄蜂、壺蜂とする。○小さくて䖟のようなのを蜜蜂、蝋蜂とし、みちばち、蜂窠を蜂房とする、はちのす。


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