訓蒙図彙266

訓蒙図彙 266 虫介の部

蟻(ぎ) ant

[訓読]蟻 ぎ あり。螘(ぎ)、玄駒(げんく)、玄蚼(げんく)、並びに同じ。大なる者を蚍蚹(ひふ)となし、おほあり(おおあり)、馬蟻(ばぎ)となす。赤き者を蠪(りょう)となし、いひあり(いいあり)、虰螘(ていぎ)となす。蟻卵を蚳(ち)と名づく。ありのこ。蟻封を蟻垤(ぎてつ)と名づく。ありのたう(ありのとう)。


[通釈]蟻 ぎ あり。螘、玄駒、玄蚼、並びに同じ。大きなのを蚍蚹といい、大蟻、馬蟻という。赤いのを蠪といい、飯蟻、虰螘という。蟻卵を蚳という。ありのこ。蟻封を蟻垤という。蟻の塔。


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