訓蒙図彙252
訓蒙図彙 252 虫介の部
蛇(じゃ) snake
[訓読]蛇 じゃ をろち(おろち)、へみ、くちなは(くちなわ)。虵(じゃ)、同じ。今按ずるに、蛇常に多く見ゆる者、黄頷蛇(おうがんじゃ)、赤𧍴蛇(せきらんじゃ)なり。𧍴、又〓に作る。又長大黄緑色なる者を菜花蛇(さいかじゃ)となし、水中に生ずる者を水蛇(すいじゃ)となす。みづぐちなは(みずくちなわ)。
[通釈]蛇 じゃ おろち、へみ、くちなわ。虵も同じ。今考えるに、蛇でよく見かけるものは、黄頷蛇と赤𧍴蛇である。𧍴は、又〓に作る。又長大にして黄緑色なのを菜花蛇といい、水中に生きるのを水蛇という。みずくちなわのこと。
[ 注 ]〓は虫+連
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