訓蒙図彙247

訓蒙図彙 247 虫介の部

貝(ばい) shell

[訓読]貝 ばい たからがひ(たからがい)、貝子(ばいし)なり。貝歯(ばいし)、海𧵅(かいは)、海𧴩(かいは)、並びに同じ。種類最も多し。○紫貝(しばい)は、むまのくほがひ(うまのくおがい)。文貝(ぶんばい)、〓螺(がら)、並びに同じ。


[通釈]貝 ばい 宝貝。貝子のこと。貝歯、海𧵅、海𧴩、並びに同じ。種類最も多い。○紫貝は、うまのくおがい。文貝(ぶんばい)、〓螺、並びに同じ。


[ 注 ]〓は石+牙


[語釈]●宝貝 タカラガイ科の巻貝の総称。世界に約200種,日本に約100種を産する。多くは熱帯海域の潮間帯より浅海底に多いが,数百mの深海底にすむ種類もある。 ●紫貝 シオサザナミガイ科の二枚貝。浅海の泥底に穴を掘ってすむ。貝殻は長楕円形で、殻長7センチくらい。殻表、内面ともに紫色。相模湾以南に分布。


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