訓蒙図彙185
訓蒙図彙 185 人物の部
工(こう・く) craftsman
[訓読]工 こう・く たくみ。匠(しょう)は俗に云ふ大工(だいく)、木工(もく)なり。匠人(しょうじん)、木匠(もく)、並びに同じ。工匠、亦通用す。諸工の総名なり。
[通釈]工 こう・く たくみ。匠は俗にいう大工、木工のこと。匠人、木匠も並びに同じ。工匠、もまた通用する。諸工の総名である。
[解説]大工、木工ともに木を使って建物や器物をつくる人。 こだくみ。「杢」は国字。大工は工の中で最も地位が高く、その頭領(棟梁)は現場責任者、技術指導者として重く用いられた。
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