訓蒙図彙153

訓蒙図彙 153 宝貨の部

錦(にしき) brocade

[訓読]錦 にしき にしき。○織金(しききん)は、今按ずるに、俗に云ふ金欄(きんらん)の類。


[通釈]錦 にしき にしき。○織金は、今考えるに、俗にいう金欄の類であろう。


[語釈]●錦 二色以上の色糸や金銀糸を使って、きれいな模様を織り出した、地が厚い高価な絹織物。比喩的に、美しく立派なもののこと。 ●金欄 綾地または繻子地(しゅすじ)に金糸で文様を織り出した織物。袈裟(けさ)・能装束・帯地・袋物・表装などに用いる。金糸の代りに銀糸を用いたものは銀襴という。

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