1709年6月1日

宝永6年6月1日[貞享暦]1709年7月7日  庚子  日曜日 清・康煕48年

【朝  廷】

[天  皇]東山(113代)

[上  皇]霊元(112代)

[太政大臣]空位

[関  白]藤原家煕43(氏長者)

[左大臣]藤原輔実41

[右大臣]藤原綱平38

[内大臣]藤原伊季50

[権大納言]源通誠50(右大将) 藤原保春60 藤原基勝47 藤原公全32 藤原家久23(左大将) 藤原致季27 藤原昭尹31(春宮権大夫) 藤原師孝22 藤原吉忠21 藤原兼香18

[権中納言]藤原共方57 藤原為経56 藤原雅豊46 藤原経音28(中宮権大夫) 藤原公統42 藤原俊清43(賀茂伝奏)  藤原基長35 源惟通23  藤原隆長38 藤原輝光40

[参  議]源有胤46(右兵衛督) 藤原為綱46(左衛門督) 藤原有藤38(左中将) 藤原定基41(左中将) 藤原公澄40(右中将) 藤原兼親26(右中将) 藤原兼廉32(左大弁) 藤原隆典26(右衛門督)

[中  宮]承秋門院(有栖川宮幸子女王)

[女  院]新上西門院(藤原(鷹司)房子)

[大准后]敬法門院(松木宗子)

[典  侍]新崇賢門院(櫛笥賀子) 冷泉経子

[掌  侍]高辻(菅原)長豊の娘

【幕  府】

[将  軍]徳川家宣

[老中格]松平美濃守吉保(左近衛権少将)

[老  中]土屋相模守政直 小笠原佐渡守長重 秋元但馬守喬知 本多伯耆守正永(西丸付) 大久保隠岐守忠増 井上河内守正岑

[側  衆]水野肥前守忠位(西城) 溝口摂津守宣就 森川出羽守俊胤

[側用人]松平右京大夫輝貞 松田志摩守貞直 竹本土佐守長直 松平伊賀守忠周

[高  家]畠山下総守義寧 京極対馬守高規 大沢右衛門督基隆 大友近江守義孝 織田能登守信門 戸田能登守忠真 中条山城守信実 今川豊五郎範高 小姓長澤壱岐守資親 前田出雲守玄長 前田伊豆守長泰 蒔田左兵衛督義俊 大澤遠江守基貫

[奥高家]織田式部信明 大友孫三郎義閭 京極大膳大夫高甫

[留守居]長田甚右衛門重視 松前伊豆守嘉広 三枝摂津守守相 朝倉藤十郎景行 久貝因幡守正方 大久保淡路守教福

 [留守居番]戸田喜右衛門忠位 丸毛勘左衛門利貞

[大目付]折井淡路守正辰 仙石伯耆守久尚 横田備中守由松 松平安房守乗邦

[大番頭]戸田土佐守忠章 松平近江守信周 酒井紀伊守忠助 北条右近大夫氏澄 松平播磨守忠明

[勘定奉行]萩原彦次郎重秀 戸田備前守安広 中山出雲守時春 石尾阿波守氏信 平岩若狭守親庸 大久保大隅守忠香

[関東郡代]伊奈半左衛門忠順

[西国郡代]

[美濃郡代]辻六郎左衛門守参

[飛騨郡代]伊奈半左衛門忠順

[町奉行](南) 坪内能登守定鑑 (北) 松野河内守助義

[作事奉行]曲淵越前守重羽 柳沢八郎右衛門信尹

[普請奉行]甲斐庄喜右衛門正永 水野権十郎忠順 三枝左兵衛守繁 島田十兵衛政辰

[小普請奉行]間宮播磨守信明 竹田藤右衛門政武

 [小普請]座光寺作左衛門為泰 座光寺清右衛門為長 大河内十大夫信政 河野十郎左衛門通寿 室賀主計正勝 松平吉之助康完 町野筑後守三安 阿部壱岐守正員 安藤筑後守重玄 甲斐庄喜右衛門正永 長谷川周防守勝知 大岡次右衛門忠久 佐野与八郎政信 杉田五左衛門勝行 赤井平右衛門時尹 蜷川彦左衛門親煕 吉田小右衛門盛封 飯高七左衛門勝成 大橋左兵衛重豊

[鎗奉行]大久保勘三郎忠行 石原市左衛門次春 下条長兵衛信隆

[長崎奉行]永井讃岐守直允 別所播磨守常治 佐久間安芸守信就

[駿府城代]青山幸豊

[駿府城目付]杉浦兵九郎政盛 三島清左衛門政興 戸川内蔵助安明

[駿府城加番]鍋島内匠長行 柴田七九郎康貞 松平采女正定基 大久保玄蕃忠明 岡部播磨守正敦

[駿府町奉行]鈴木兵九郎重視 水野小左衛門守美

[駿府破損奉行]庄田主税安清 勝金左衛門正甫

[佐渡奉行]荻原重秀

[京都町奉行](東町)安藤次行 (西町) 中根摂津守正包

[仙洞付]荒木十左衛門政羽 山田三大夫真周

[大坂定番](京橋口定番)松平縫殿頭乗成 (玉造口定番)渡辺備中守基綱

[大坂加番]酒井石見守忠予 酒井隼人正忠胤 内藤式部少輔正友 本多隠岐守康慶 松平兵庫頭乗紀 堀式部直宥

[大坂城目付]馬場宮内尚恒 渥美九郎兵衛友延 仁木甚五兵衛守豊 三島清左衛門政興 斎藤次左衛門利常(兼) 伏見主水為信(兼) 須田助十郎盛員 成瀬吉右衛門正起(兼) 梶四郎兵衛正容(兼)  赤井六兵衛盤公 松平伝左衛門正辰

[大坂町奉行](東町)太田甲斐守好敬 (西町) 北条安房守氏英

[大坂船手頭]松平孫大夫重矩 八木勘十郎高補

[伏見奉行]

[堺奉行]天野伝四郎富重 桑山甲斐守玄道

[山田奉行]佐野豊前守直行 渡辺下総守輝

[奈良奉行]三好勘之丞長広

[日光奉行]彦坂壱岐守重敬

[下田奉行]岡田左太郎善紀 酒井与九郎重春

 [目 付]

[長崎奉行]駒木根肥後守政方

[長崎町奉行]丹羽遠江守長守

[佐渡奉行]荻原重秀

[昵  近]松平右京大夫輝貞

[若年寄]加藤越中守明英 稲垣対馬守重富 永井伊賀守直敬 久世大和守重之

[書院番頭]松平式部少輔忠明 本多因幡守忠能 岡野伊豆守成勝 阿部遠江守正房(西) 板倉筑後守重行(西) 大久保豊前守忠庸(西) 伊沢播磨守正久 永井備前守直澄 杉浦出雲守正昭 三浦和泉守便次

[書院番組頭]三枝左兵衛守繁(西) 京極主計高久(西) 本多采女紀当(西) 松平権之助信綿 稲垣藤九郎重武 久留島斎宮通重 前田帯刀孝始 杉浦弥市郎貞宣 松平五郎左衛門正芳

[書院番]朝倉外記豊寿 水野甚五右衛門守房 久世三之丞正広 三田新五郎正寛

[新番頭]土屋頼母茂直 松平主馬定由 竹本土佐守長鮮 安藤治右衛門定房 仁木甚五兵衛守豊

[新  番](近習番)杉藤蔵繁孝 近藤半助玄寿 富士市左衛門某 渡邊久左衛門盛 間宮孫次郎盛明 竹尾伝九郎元興 太田伊兵衛好在

[小姓組番頭]稲葉紀伊守正辰 松平壱岐好乗 内藤越前守正興 川勝能登守隆尚 島田十兵衛政辰 曲淵市兵衛軌隆 井上頼母正晴 酒井小平次忠隆 戸田七内政峯 柘植五大夫正信 皆川山城守広逵 大岡土佐守忠久

[小姓組組頭]仁賀保孫九郎誠信 堀助右衛門親行 前田半右衛門勝識 牧野八大夫貴成 松平源大夫定隆 池田修理政応

[小姓並]前田伊豆守長泰

[小姓組]大橋与惣右衛門親宗 成瀬吉右衛門正起 仁賀保内記誠方 松平内膳正直知 小出主膳英雄 金田能登守正明 松平藤兵衛正房 山名信濃守泰豊 水野播磨守忠位 柴田三左衛門勝富 八木主税助正周 中山宮内直春 金田采女正澄 石川備中守総乗 川村周防守正記 前田伊豆守長泰 三宅下野守与貞 本多伊予守忠統 中根大隅守正利 薬師寺次郎左衛門元信 永井修理尚品 伊東采女祐詮 小堀重次郎政峯 川勝主税氏令 小笠原平兵衛常春 大久保弥次郎忠記 矢橋助六郎重舊

[奥  詰]

[中奥小姓]松平大膳光規 藤堂源五郎良端 山田十大夫豊重 松平内膳正宗長 西尾久四郎昭倫 松平監物正基 松平隼之助道庸 酒井玄蕃忠佳 近藤宮内政徳 森川下総守俊央 西尾久四郎

[小納戸頭]

 [小納戸]水野孫大夫忠朝 曽我織部助資 長谷川刑部正冬 長田宇右衛門重好 松野六郎兵衛親移 木原七郎兵衛清白 間宮孫次郎盛明 平岡弥右衛門正之 大田伊兵衛好在 稲葉多宮正房 石丸権左衛門某

[廊下番組頭]榊原安芸守忠知 内藤十郎左衛門正房

[廊下番]保田忠右衛門久重 住吉内蔵允広保 宇治五郎兵衛某 福田武右衛門武正 和田安兵衛持義 馬場彌一郎幸利 名女川六右衛門政章 大前孫兵衛重職 猿楽装束師長坂清左衛門高敬 同森崎新兵衛正之 川勝弥三郎氏睦 狩野柳園

[百人組頭]伏見主水為信 成瀬吉右衛門正起 中根壱岐守正冬 斎藤帯刀利有

[旗奉行]神谷与七郎清房(西) 小幡上総介重厚

[持弓頭]前田孫八郎定相 堀筑後守秀雪 氷見周防守重隆(西) 中坊長左衛門秀広

[持筒頭]大森三次郎頼隆(西) 松平半左衛門忠勝 蔭山数馬親広

[鉄炮方]田付四郎兵衛直久

[徒  頭]小泉兵庫養正 土岐内記定武 服部久右衛門常方(西) 丹羽権兵衛氏右 井戸新兵衛弘宰(西) 三枝十兵衛守繁 永井喜右衛門直又 渡辺内記永倫(西) 桑山源七郎一規 夏目藤右衛門信方(西) 朽木内記定盛 岡田新八郎利祐 朝倉外記豊寿 長谷川半四郎重尚 稲葉清左衛門正羽 設楽善左衛門貞高 林藤四郎忠勝 三宅大学康敬 本多久五郎直上 中山勘解由直正 新庄伊織直道 柴田三左衛門勝富 近藤十兵衛用張

[表右筆]大塚太左衛門光広 大竹源四郎信政

[奥祐筆組頭]井出源左衛門正雅

[儒  者]林大学頭信篤 林七三郎信充 林百助信智 土田孫三郎貞休 中村新兵衛房喬・伊庭市十郎清長・利田伝蔵長重・安見文平元道・木下平三郎寅亮・荻生小次郎観・近藤助右衛門玄壽

[書物奉行]

[尚  薬]成田宗庵直高 杉浦玄徳某 村岡玄超辰之

[奥  医]井関玄説祐甫 竹田法印定快 河野法印通房 依田陽徳院某 菅谷長順玄鳳 谷辺寿仙院忠焉 木村謙庵季益 村田長庵昌伯 佐合益庵宗諄 薬師寺宗仙院元常 奥山謙徳院立庵 中村玄悦兼照 吉田一庵宗貞 小島昌怡維和 小森西倫頼英 古田休甫従真 河野松庵通房 北村湖元(奥医並) 東暦施鍼庵(鍼医) 熊谷玄与直輝 千田玄知挌翁 丹羽玄孝元真

[膳奉行]

[目  付]桑山三郎左衛門玄道 駒木根長次郎政方 丸毛五郎兵衛利雄 長崎半左衛門元仲 平岡市右衛門資明 坪内覚左衛門定常 鈴木伊兵衛直武 大岡五郎右衛門清相 根来平左衛門長安 村瀬伊左衛門房矩 加藤右近明教 天野弥五郎右衛門昌孚 牧野伝蔵成煕 三淵縫殿助永正 大岡忠右衛門忠相 朽木弥五左衛門定盛 河野勘右衛門通重 永井三郎右衛門治定

[吹上花圃奉行]三浦十右衛門某、村松彦四郎友政

[使  番]三島清左衛門政興 安部小十郎信方 岡部庄左衛門重矩 戸川内蔵助安明 伏見主水為信 成瀬吉右衛門正起 渥美九郎兵衛友延 角南主馬国通 須田助十郎盛員 伊丹頼母勝友 黒川与兵衛正敦 梶四郎兵衛正容 赤井六兵衛盤公 松平伝左衛門正辰 大久保長十郎忠音 鳥居権之助成豊 日根野庄次郎弘長 妻木平四郎頼隆 大久保市郎右衛門忠義 石谷七之助清職 柴田七左衛門康端

[先手頭]佐野与八郎政信 中川勘三郎忠雄 中山勘解由直房 高林弥一郎利之 成瀬滝右衛門重章 佐久間小左衛門信房(西) 加々爪次郎右衛門信全 浅野伊左衛門正氏(西) 鈴木三郎九郎重祐 前島太郎右衛門重命 逸見八左衛門義寛 秋山十右衛門正輔(西) 本多五郎右衛門忠利 大岡土佐守政春 山崎四郎左衛門正周 六郷主馬政慶(西) 青木与右衛門信峯(西) 松田善右衛門勝広 井上主水正式 大久保弥右衛門忠義 安部式部信旨 中山権左衛門勝尋 加藤太郎右衛門甫成 秋元小左衛門成朝 久永内記信豊 平野九左衛門長喜 金田新太郎正則 筒井治左衛門義勝 松平藤九郎定盈 布施長門守正房 溝口源兵衛勝興

[小十人組頭]曽雌権右衛門定勇

[小十人頭]曽雌権右衛門定勇 戸田三郎兵衛忠常 平野九左衛門長喜 石丸五左衛門定清 土屋長三郎正克 武藤弥三郎安英 山川安左衛門忠義

[盗賊考察]坪内源五郎定鑑 平岩若狭守親庸(兼) 安部式部信旨(兼)

[火賊考察]松田善右衛門勝広(兼)

[銃考察]島田十兵衛政辰(兼)

[天主教考察]松前伊豆守嘉広(兼) 横田備中守由松(兼) 大島肥前守義也(兼) 柳沢八郎右衛門信尹(兼)

[日光山巡察]松田善右衛門勝(兼)

[船手頭]向井将監正盛 向井伊織正員 大河内又十郎政直 天野佐左衛門雄正 川窪六左衛門信亮 小浜佐右衛門昌隆 堀七郎兵衛利邑

[火消役]堀田孫太郎一平 小出主計尹利 戸川玄蕃達富 三枝右近守英

[寄  合]土岐出羽守頼晴 松平久馬助政森 戸田周防守忠春 越智下総守清武 藤枝若狭守方教 山口兵庫直安 津田外記正房 諏訪主殿頼秋 諏訪伊織頼安 瓦林源右衛門嘉久 瓦林清右衛門良中 上田周防守重則 中根壱岐守正冬 藤懸信濃守永次 小出内記英輝 上杉采女義陣 小出山城守有仍 中山勘之丞直照 小出権之助英直 神田弥右衛門正秀 窪田勘右衛門正辰 戸川日向守安広 安藤信濃守定行 水野飛騨守重矩 中川淡路守成慶 宇津出雲守教信 土屋薩摩守利意 建部民部少輔広充 三宅下総守興貞 荒川土佐守重好 平岡和泉守頼恒 大島長門守義全 内藤日向守正峯 松平駿河守信望 石川備中守総乗 金田能登守正明 山名信濃守恭豊 松浦酒之丞信英 金田采女正澄 永井修理尚品 伊東内膳祐詮 小堀重次郎政峯 小浜志摩守久隆 曽我伊予守助興 加藤肥後守正峯 神保新五左衛門長治 本多平六郎重路 中山勘右衛門信定 木原兵三郎重弘 朝倉甚十郎景孝 石原勘左衛門安種 星合伊左衛門顕行 松岡十兵衛正親 山田伊右衛門某 小幡孫市直昌 松平兵蔵政穀 花村三郎兵衛正親 浅羽市左衛門幸佐 岩間久五郎正直 岡田五左衛門伯雲 飯室源左衛門昌忠 田代五右衛門賀次 高屋安右衛門利尹 美濃部弥兵衛貞休 松平伝七郎乗明 山下善左衛門義鑑 木原七郎兵衛清白 松平六郎兵衛親移 瀧川讃岐守元長 前田大隅守定相・菅谷近江守政憲 遠山隼人正則英 三上肥後守季明 早川平四郎定基 桐間番与頭内藤十郎左衛門正房 廊下番頭杉原播磨守正勝 高尾阿波守信仍 榊原安芸守忠知 小浜志摩守久隆 曽我伊予守助興 加藤肥後守正峯 神保新五左衛門長治 本多平六郎重路 中山勘右衛門信定 木原兵三郎重弘 朝倉甚十郎景孝 石原勘左衛門安種 星合伊左衛門顕行 松岡十兵衛正親 山田伊右衛門某 小幡孫市直昌 松平兵蔵政穀 花村三郎兵衛正親 浅羽市左衛門幸佐 岩間久五郎正直 岡田五左衛門伯雲 飯室源左衛門昌忠 田代五右衛門賀次 高屋安右衛門利尹・美濃部弥兵衛貞休 松平伝七郎乗明 山下善左衛門義鑑 木原七郎兵衛清白 松平六郎兵衛親移 北村湖元

[寄合医]曲直瀬養安院正珍 竹田法印定快 太田謙光院 谷邊壽仙院忠焉 木村登壽院季益 久志本左京亮常勝 河野松庵通休 伴道興栄藩 数原通玄宗達 菅谷長順玄鳳 佐合益庵宗淳 熊谷玄興直輝 丹羽玄孝元真 杉浦玄徳安重 吉田自庵昌全 森専庵正慶 杉本仲温元真 浅井休澤某 佐田玉川道昆 佐田玉淵道故 瀬尾昌宅諄範 小島圓斎某 須田玄碩某 成田宗庵直高 村岡玄超辰之

[二丸留守居]金田弥左衛門忠真

[二丸大番]大谷木十左衛門季貞 鈴木五郎作某 山崎金左衛門弘矩

[三丸用人]堀筑後守秀雪

[御台所用人]高木甚右衛門元茂 朝比奈孫兵衛信久 本多加平治保通

[家千代抱守番頭]石川織部盛行

[西城若年寄]大久保長門守教寛

[西城御側]水野肥前守忠位

[西城留守居]佐野豊前守直行 松前伊豆守嘉広 大島肥前守義也

[西城奥番頭]間部越前守詮房

[西城裏門番頭]小栗五大夫忠珍(西) 松波六右衛門重房(西) 山田太左衛門信隆(西) 御手洗五郎兵衛正近(西)

[西城昵近]間部越前守詮房

[西城御側]井上遠江守正長 青山備前守秘成 保田内膳正宗郷 松平大蔵少輔勝以

[西城小姓]稲生安房守英正 曲淵下野守景衡 間部隠岐守詮之 建部志摩守広明 石川助之進保和

      村上因幡守正邦 間部中務少輔銓衡 村上市正正直 遠山久三郎利安 牧野兵庫忠列 阿部内膳正興 村上主殿安貞 町野飛騨守三雄 一柳玄蕃頭直臣 新見伊予守正言 村田伊十郎久寿 大沢右衛門督基隆 中根内膳正利

[西城桐間番頭]鈴木能登守直澄 岡部和泉守長興

[西城桐間番組頭]末高半左衛門政峯 折井五郎七郎正職 羽太清左衛門正次 千葉兵部季佐 長野次左衛門広門 瀬名伝左衛門貞隅 長田三右衛門元鄰

[西城焼火間番頭]菅沼図書正直 井藤平四郎忠実 川村権七一親 奥田権左衛門正英 建部甚左衛門広次 平田伊右衛門某

[西城焼火間番組頭]羽太伝左衛門正色 河村七郎右衛門広支 坂部弥右衛門種之

 [焼火間番]児玉彦右衛門直正

[西城土圭間組頭]米田宇右衛門正芳 間宮庄右衛門盛興

 [土圭間番]桜井清九郎忠昌 小宮山勘左衛門信祥 松岡伊八郎某 松岡藤七郎元知 中津新六某 名女川善之丞

[西城広敷用人]堀源佐衛門正勝 早川勝七郎重好

[西城小納戸]鈴木百助自興 細井藤左衛門安定 南条右衛門宗益 間部主膳詮貞 竹田源次郎忠雄

北川長十郎某 柴田八郎左衛門某 窪田弥十郎忠任

[西城持筒頭]梶川与惣兵衛頼照

[西城持弓頭]興津能登守忠閭

[西城旗奉行]鳥居久大夫成勝

[西城鎗奉行]三枝日向守守清

[西城奥医]山田立長敬元 須磨良川某(針医) 増田法眼良富(針医) 松本善甫興正(牙医) 桂川甫筑邦教 増山養甫正富

[西城尚薬]奥山謙徳院玄起(兼) 同立庵某 山田立長敬元(兼) 千田玄知挌翁

[西城納戸頭]伊予田新左衛門武道

[元方納戸頭]新見彦四郎正知

[払方納戸頭]上田新四郎政方

[納戸頭]仙波七郎左衛門道種

[腰物奉行]山岡助右衛門景寛 鈴木八左衛門安通

[小石川御殿奉行]松崎善兵衛良時 東條信濃守正甫

[桐間番頭]中條丹波守直景(格) 岡部和泉守長興 大沢駿河守勝寧 中条丹波守直景

[桐間番組頭]早川平四郎定基 菅谷近江守政憲 日下十郎右衛門景秀

 [桐間番]山崎長巴信福 島弥左衛門正方 岡部庄九郎長雅 大沢又四郎勝岑 中条加兵衛景息

[西城徒頭]神尾五郎兵衛元連

[瞽  者]三島惣撿挍安一

[幕奉行]加藤久大夫景次

[鎗奉行]中根左兵衛正武(西) 本多市左衛門正芳 杉浦山城守政盛

[行水方]下山伊兵衛某

[同朋頭]伊藤道阿弥新兵衛

[奏者番]本多弾正少弼忠晴 石川能登守乗紀 池田丹波守輝録 松平弾正忠久(西) 三宅備前守康雄 安藤長門守信友(西) 土井式部少輔利意 水野監物忠之 松平宮内少輔忠尚(西) 鳥居播磨守忠英 板倉周防守重冬 松平対馬守近禎 石川近江守総茂

[寺社奉行]本多弾正少弼忠晴 三宅備前守康雄(兼) 久世大和出雲守重之(兼) 松平伊賀守忠周(兼) 鳥居播磨守忠英(兼)

[京都所司代]松平紀伊守信庸

[大坂城代]土岐伊予守頼隆

【大  名】

尾張城主松平中納言吉通/紀伊城主松平中納言吉宗/水戸城主松平宰相綱条

陸奥国南部城主南部遠江守通信/陸奥国一関領主田村下総守誠顕/陸奥国湯長谷城主遠山主殿政貞/出羽国秋田城主佐竹源次郎義挌/出羽国米沢城主上杉民部大輔吉憲/出羽国亀田領主岩城伊予守秀隆/陸奥国棚倉城主太田備中守資晴/陸奥国仙台城主松平越前守吉村/常陸国下館城主黒田豊前守直邦/常陸国府中領主松平掃部頼明/常陸国麻生領主新庄監物直祐/上野国館林城主松平出羽守清武/上野国伊勢崎領主酒井森之助忠告/上野国沼田城主本多伯耆守正永/上野国厩橋城主酒井与四郎親愛/上野国七日市領主前田又五郎利理/下野国大田原大田原為之丞扶清/下野国足利領主戸田大隅守忠囿/上総大多喜城主松平弾正正久/下総国結城城主水野摂津守勝政/下総国関宿城主久世大和守重之/下総国佐倉城主稲葉長門守正知/武蔵国忍城主阿部飛騨守正喬/武蔵国岡部領主安部弥一郎信賢/越後国新発田城主溝口伯耆守重元/越中国富山城主松平長門守利興/越前国敦賀領主酒井飛騨守忠菊/越前国丸岡城主有馬大吉寿純/信濃国上田城主松平伊賀守忠周/信濃国飯山城主永井伊豆守直敬/駿河国田中城主内藤紀伊守弌信/遠江国掛川城主松平遠江守忠喬/三河国吉田城主牧野七之助成央/三河国刈屋城主阿部民部正鎮/美濃国加納城主松平河内守光煕/近江国仁正寺領主市橋外記信直/伊勢亀山城主板倉新十郎重治/伊勢国安濃津城主藤堂大学頭高睦/伊勢国長島城主増山対馬守正任/伊勢国薦野領主土方丹後守豊義/山城国淀城主石川越前守義孝/丹波国福知山城主朽木民部少輔稙元/丹波国園部領主小出信濃守英員/若狭国小浜城主酒井一学忠音/摂津国高槻城主永井備後守直英/摂津国三田領主九鬼丹後守隆抵/摂津国麻田藩城主青木甲斐守重矩/播磨国姫路城主本多吉十郎忠孝/大和国柳本藩城主織田豊後守成純/播磨国赤穂城主森和泉守長直/備前国新見城主関備前守長治/備中国岡田城主伊東播磨守長救/安芸国広島城主松平備後守吉長/但馬国出石城主仙石越前守政明/出雲国松江城主松平庄五郎宣維/石見国浜田城主松平備中守康員/長門国府中領主毛利又四郎元朝/長門国清末藩城主毛利淡路守匡広/讃岐国高松城主松平式部頼豊/阿波国徳島支封蜂須賀下総守隆長/伊予国小松領主一柳因幡守直郷/伊予国新谷藩城主加藤出雲守泰觚/土佐国高知城主鳥居右京豊隆/筑後国久留米城主有馬兵庫則維/豊後国府内城主松平阿波守近禎/豊後国臼杵城主稲葉飛騨守恒通/豊後国日出城主木下式部少輔俊量/豊後国森藩城主久留島伊予守通政/肥前国佐賀城主松平左衛門佐吉茂/肥前国蓮池領主鍋島甲斐守直称/肥前国大村城主大村筑後守純尹/肥前国鹿島城主鍋島岩松直堅/肥前国平戸支封松浦大助鄰/肥前国五島城主五島大和守盛任/肥後国人吉城主相良志摩守頼福/薩摩国鹿児島城主松平修理大夫吉貴

城中行事:月次拝賀

高家畠山下総守茂寧、御譲位御受禅の賀使に指名され暇を給う。

宗対馬守義方、就封の暇を給い、青江の刀を下賜、朝鮮国聘礼の事は前例のままに司るよう命ぜられる。

参勤:伊逹遠江守村贇はじめ10人

東本願寺門跡光性・知恩院大僧正圓理、使者を以て品物を献上し宣下を賀す。

京泉涌寺春瑞・紫野大徳寺湘南・能州総持寺徳林・美濃加納立政寺慈空・山城国高雄山神護寺総代地蔵院禅源・八幡田中法眼宗清・大和国内山上乗院亮賢・京六孫王社遍照心院義周・南都招提寺総代教覚院照見、南都薬師寺総代唯心院堯快・高野山学侶清浄心院宥恵はじめ遠国の寺僧ら品物を献上。伊勢内外の禰宜山田三方総代伊勢慶光院名代、同じく御師春木大夫宗光・山本大夫末辰・駿府下野宇都宮町総代・吉野山先達桜之坊光道・八幡豊蔵坊孝寛、品物を献上し宣下を賀す。

人事:使番溝口源兵衛勝興、先手頭に。徒頭松平五郎左衛門正芳、書院番組頭に。桐間番日下十郎右衛門景秀、同組頭に。書院番近藤十兵衛用張、徒頭に。小姓組堀七郎兵衛利邑、船手頭に。

水戸中将吉孚所労により、御側水野肥前守忠位を使者として生干鱚を贈る。

小普請組樋田善太郎某五十七歳まで男子がないまま死去したのち、遺腹の子善之助が出生、跡を継ぐ資格はないものの、宣下による大赦によりその子に嗣家を認める。

御台所はじめ後閤に暑気見舞いとして匂袋・縮緬等を贈る。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。