1709年5月16日

宝永6年5月16日［貞享暦］ 1709年6月23日  丙戌  日曜日 清・康煕48年

城中行事：臨時朝会。秋元但馬守喬知先導、中根大隅守正利刀の役。

就封：松平肥後守正容ら13人。田村下総守誠顕・織田豊後守成純は初。肥後守正容には粟田口国綱の刀、松平下総守忠雅には備前吉家の刀を給う。

院御所附赤井六兵衛盤公・日根野庄次郎弘長、暇を給う。

目付伊勢平八郎貞敕、荒井の巡察を終えて帰謁。

嗣家：小姓小出主膳英雄の養子岩之丞英伴・寄合筒井内蔵忠清の子藤蔵忠雄・山田八郎左衛門重孝の養子長吉利延はじめ、父死去により家を継ぐ者12人。

西城書院番北山宮内経武に対し、養母梅小路への給米を支給。

東叡山目代田村権右衛門に対し、妻は浄光院殿に仕えたあさの養女であったことから、あさの給米を権右衛門に下付。

将軍宣下の御祝により、老中・側用人に時服10ずつ、若年寄に5ずつ給う。

御継統を賀して、府内遠国の僧侶に対し品物を賜う。

二条右大臣綱平・近衛左大臣家久、帰洛の途に。

三家、秋元但馬守喬知邸にて血誓。