1709年5月4日

宝永6年5月4日[貞享暦] 1709年6月11日  甲戌  火曜日 清・康煕48年

井伊掃部頭直通、京への御謝使を命ぜられ暇を給う。高家品川豊前守伊氏も同行を命じられ暇を給う。

家宣の将軍宣下の一連の儀式が終わり、大広間に出座。直垂を召す。先導は本多伯耆守正永、太刀は大沢右衛門督基隆、刀は本目讃岐守正房。勅使はじめ諸使者に謝詞を伝え、公卿らに帰洛の暇を給う。

伊勢内外宮造営上棟の旨、山田奉行より注進あり。

松平美濃守吉保老母の賀により檜重・干鯛を献上。老母よりも染縮緬30端・二種一荷を奉呈。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。