訓蒙図彙15
鷹(よう おう)
[訓読]鷹(よう おう) たか。鷙鳥(しちょう)なり。生まれて一歳を黄鷹(こうよう)と曰ふ。わかたか。二歳を鳽鷹(へんよう)と曰ふ。かたがへり。三歳を鶬鷹(そうよう)と曰ふ。おほたか(おおたか)。
[通釈]鷹(よう おう) たか。鷙鳥(しちょう)のこと。生まれて一歳を黄鷹(こうよう)という。わかたか。二歳を鳽鷹という。かたがえり。三歳を鶬鷹という。おおたか。
[語釈]●鷙鳥 「鷙」は猛鳥の意。ワシやタカなど、他の動物を捕らえて食う鳥。猛禽(もうきん)。
[用例]用例は比喩として使われているものも含む。
『史記』卷一二二.酷吏傳.義縱傳:是時趙禹、張湯以深刻為九卿矣,……而縱以鷹擊毛摯為治。
漢.趙曄『吳越春秋』勾踐伐吳外傳:夫越王為人,長頸鳥,鷹視狼步,可與共患難而不可共處樂,可與履危,不可與安。
漢.趙曄『吳越春秋』勾踐伐吳外傳:夫越王為人,長頸鳥,鷹視狼步,可與共患難而不可共處樂,可與履危,不可與安。
『後漢書』卷七五.袁術傳:少以俠氣聞,數與諸公子飛鷹走狗,後頗折節。
『元史』卷一三八.脫脫傳:脫脫諫曰、「古者帝王端居九重之上,日與大臣宿儒講求治道,至於飛鷹走狗,非其事也」
宋.歐陽修「乞獎用孫沔札子」:沔今年雖七十,聞其心力不衰,飛鷹走馬尚如平日。
『活地獄』楔子:衙門裡的人,一個個是餓虎飢鷹,不叫他們敲詐百姓,敲詐哪個咧。
『石點頭』卷一二.侯官縣烈女殲仇:當今世情,何人不趨炎附勢,見兔放鷹,誰肯結交窮秀才。
0コメント