南留別志376
荻生徂徠著『南留別志』376
一 勾峡を「まがりを」とよむ。酒勾(匂)を「さかわ」とよむ。「まがる」といふより「わ」といふなるべし。
[解説]勾は「まがる」という訓、意味がある。古代に多く作られた勾玉(まがたま=画像)がわかりやすい。徂徠もそういったものを念頭に置いていると思われるが、ただ曲っているというより、輪に近いのが勾峡、酒勾(さかわ)といった名の由来だろうとする。
一 勾峡を「まがりを」とよむ。酒勾(匂)を「さかわ」とよむ。「まがる」といふより「わ」といふなるべし。
[解説]勾は「まがる」という訓、意味がある。古代に多く作られた勾玉(まがたま=画像)がわかりやすい。徂徠もそういったものを念頭に置いていると思われるが、ただ曲っているというより、輪に近いのが勾峡、酒勾(さかわ)といった名の由来だろうとする。
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