南留別志375
荻生徂徠著『南留別志』375
一 異国の書に、入道といへるは、道士になりたる多し。吾邦には専ら僧になりたるをいふ。法師もしかなり。
[解説]現在、入道といえば仏道に入ること、出家することで仏教用語になっているが、道教においても道士になるために出家することを入道という。日本では道教そのものはあまり広まらず、そのために入道の意味も仏教を指すようになったが、日本では仏教と道教が融合したり影響しあって独自の宗派もできたことから、道教由来の教えや作法、仕来りもある。
一 異国の書に、入道といへるは、道士になりたる多し。吾邦には専ら僧になりたるをいふ。法師もしかなり。
[解説]現在、入道といえば仏道に入ること、出家することで仏教用語になっているが、道教においても道士になるために出家することを入道という。日本では道教そのものはあまり広まらず、そのために入道の意味も仏教を指すようになったが、日本では仏教と道教が融合したり影響しあって独自の宗派もできたことから、道教由来の教えや作法、仕来りもある。
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