南留別志299
荻生徂徠著『南留別志』299
一 御曹司は、冑子の誤なりといふは、かへりてあやまりなるべし。曹司君といふ事のあるなり。
[語釈]
●御曹司 曹司は部屋の意で、公家の息子でまだ部屋住み(独立していない)の者。曹司住み。
●冑子 ちゅうし。総領息子、長男。
[解説]曹司は部屋住みの男子を指し、冑子は長子の意。御曹司は冑子の誤りとする人がいたようだが、徂徠はその説こそ誤りであるとする。
一 御曹司は、冑子の誤なりといふは、かへりてあやまりなるべし。曹司君といふ事のあるなり。
[語釈]
●御曹司 曹司は部屋の意で、公家の息子でまだ部屋住み(独立していない)の者。曹司住み。
●冑子 ちゅうし。総領息子、長男。
[解説]曹司は部屋住みの男子を指し、冑子は長子の意。御曹司は冑子の誤りとする人がいたようだが、徂徠はその説こそ誤りであるとする。
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