南留別志272
荻生徂徠著『南留別志』272
一 五常楽、常の字をす(澄)みて唱ふ。され共、平家物語に、「重衡(しげひら)の、われらが為には、ごじやうらく」といへるを見れば、むかしは、濁りて唱へたるべし。
[語釈]
●五常楽 ごしょうらく。雅楽の曲名。序破急の完備した唐楽で,舞人4人によって舞われる。急の部分は管弦の形でもしばしば単独に演奏される。唐の太宗の作とされ,曲名は仁・義・礼・智・信の五常に由来するといわれるが異説もある。なお、「ごじょうらく」と濁った読みも行われている。
一 五常楽、常の字をす(澄)みて唱ふ。され共、平家物語に、「重衡(しげひら)の、われらが為には、ごじやうらく」といへるを見れば、むかしは、濁りて唱へたるべし。
[語釈]
●五常楽 ごしょうらく。雅楽の曲名。序破急の完備した唐楽で,舞人4人によって舞われる。急の部分は管弦の形でもしばしば単独に演奏される。唐の太宗の作とされ,曲名は仁・義・礼・智・信の五常に由来するといわれるが異説もある。なお、「ごじょうらく」と濁った読みも行われている。
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