南留別志271
荻生徂徠著『南留別志』271
一 「ちよく」(ちょく)は鍾なり。「さう」(そう)は盞なり。朝鮮語なるべし。
[解説]酒器のおちょこ(猪口)と盃の語源のことを述べている。「ちょこ」の語源は福建音あるいは朝鮮音で水や酒の器を意味する「鍾甌(チョク/チョング)」に由来するとされる。同じく「そう」(盞・盃)は「ジャン」。盞のほうは音がかなり違うように思うが、「ちょこ」(ちょく)は朝鮮音と同じであり、納得できる。「猪口」は当て字。
一 「ちよく」(ちょく)は鍾なり。「さう」(そう)は盞なり。朝鮮語なるべし。
[解説]酒器のおちょこ(猪口)と盃の語源のことを述べている。「ちょこ」の語源は福建音あるいは朝鮮音で水や酒の器を意味する「鍾甌(チョク/チョング)」に由来するとされる。同じく「そう」(盞・盃)は「ジャン」。盞のほうは音がかなり違うように思うが、「ちょこ」(ちょく)は朝鮮音と同じであり、納得できる。「猪口」は当て字。
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