南留別志255
荻生徂徠著『南留別志』255
一 童形(どうぎょう)は、行の字よし、僧家より出でたる詞なり。
[語釈]
●童形 ①元服前の貴人の称。②結髪していない子ども。稚児。
[解説]「行の字よし」の意味が不詳。このまま解すれば「行書がよい」ということになるが、それだと「童形」は行書で書くのがよい、ということと、僧家から出た詞(ことば)であるということがつながらない。僧侶の姿のことを僧形ということから、これに倣って子どもを童形というようになったのかもしれないが、この段は未詳としておく。
一 童形(どうぎょう)は、行の字よし、僧家より出でたる詞なり。
[語釈]
●童形 ①元服前の貴人の称。②結髪していない子ども。稚児。
[解説]「行の字よし」の意味が不詳。このまま解すれば「行書がよい」ということになるが、それだと「童形」は行書で書くのがよい、ということと、僧家から出た詞(ことば)であるということがつながらない。僧侶の姿のことを僧形ということから、これに倣って子どもを童形というようになったのかもしれないが、この段は未詳としておく。
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