南留別志128
荻生徂徠著『南留別志』128
一 岸和田、岩和田、佐川田など、地名に「わだ」といふは、「曲」の字なるべし。海川のまがりめなり。
[解説]徂徠が「なるべし」と推測するように、古語の「わだ」は「曲」で、入江など屈曲した地形をいう。「和田」といった表記は後からつけられたもので、この漢字自体に意味はない。
一 岸和田、岩和田、佐川田など、地名に「わだ」といふは、「曲」の字なるべし。海川のまがりめなり。
[解説]徂徠が「なるべし」と推測するように、古語の「わだ」は「曲」で、入江など屈曲した地形をいう。「和田」といった表記は後からつけられたもので、この漢字自体に意味はない。
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