南留別志101
荻生徂徠著『南留別志』101
一 宅を「やけ」といひ、家を「やか」といふ。音訓をならべたるためし(例)もあるなり。
[解説]宅の字は正確な説明ができないが、家は音が「カ・ケ」、訓が「いえ・や」であることから、訓の「や」と音の「カ」を合わせた「やか」と読む例がある(大伴家持=おおものやかもち)。宅を「やけ」と読む例としては三宅(みやけ)がある。徂徠によれば、こういった読み方は音訓を並べ、それを一つの読みとしたものという。
一 宅を「やけ」といひ、家を「やか」といふ。音訓をならべたるためし(例)もあるなり。
[解説]宅の字は正確な説明ができないが、家は音が「カ・ケ」、訓が「いえ・や」であることから、訓の「や」と音の「カ」を合わせた「やか」と読む例がある(大伴家持=おおものやかもち)。宅を「やけ」と読む例としては三宅(みやけ)がある。徂徠によれば、こういった読み方は音訓を並べ、それを一つの読みとしたものという。
0コメント