南留別志99
荻生徂徠著『南留別志』99
一 一を「かず」とよむは、かたぎなき心なるべし。二を「つぐ」、三を「みつ」、四を「もろ」、五を「とも」とよむ。伍の字と通ずるゆゑなり。
[解説]前条に続き、主に人名に使われる特殊な訓よみについて、一から五までの数字について述べている。「伍」は五人組のこと。五人ひと組で隊列を組むことから、仲間、輩(ともがら)の意となり、「とも」という訓がつけられた。「五」は「伍」に通じるので「とも」と読む。
一 一を「かず」とよむは、かたぎなき心なるべし。二を「つぐ」、三を「みつ」、四を「もろ」、五を「とも」とよむ。伍の字と通ずるゆゑなり。
[解説]前条に続き、主に人名に使われる特殊な訓よみについて、一から五までの数字について述べている。「伍」は五人組のこと。五人ひと組で隊列を組むことから、仲間、輩(ともがら)の意となり、「とも」という訓がつけられた。「五」は「伍」に通じるので「とも」と読む。
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