南留別志95
荻生徂徠著『南留別志』95
一 御[ご]とは女の称なり。狂言に鬼のむすめをよびて、「おごう」といふ。今も奥州にていふなり。
[解説]「おごう」は漢字では「御御」。「御御前」の略されたものといわれている。女性の尊称。徂徠は奥州の方言としているが、今も各地で「おご」「おごう」といった方言があり、特に西日本に多いようである。娘、妻、花嫁など意味も多様だが、女性を指す言葉であることは共通している。
一 御[ご]とは女の称なり。狂言に鬼のむすめをよびて、「おごう」といふ。今も奥州にていふなり。
[解説]「おごう」は漢字では「御御」。「御御前」の略されたものといわれている。女性の尊称。徂徠は奥州の方言としているが、今も各地で「おご」「おごう」といった方言があり、特に西日本に多いようである。娘、妻、花嫁など意味も多様だが、女性を指す言葉であることは共通している。
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