南留別志33

荻生徂徠著『南留別志』33

一 かぶとの八幡座(はちまんざ)は、盔旗(かぶとはた)をさす所なり。何者か八幡座とはつけたりけん。かゝるくちのかしこさ。


[語釈]●八幡座 八幡神の宿る所の意から兜 (かぶと) の鉢の頂上。中央に孔があり、その縁に台座・菊座・上玉 (あげたま) の金物がある。神宿 (かんやどり) 。

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