南留別志8
南留別志 8
一 おみ帯、おみ扇などいへる俗語は、はねがなを「み」とよみて、「おん」といふ事なり。陰陽師を、「おんみうし」とよむも、はねのひびき、「み」に通ふなり。
[解説]阿倍御主人を「あべのみうし」と読み慣わしているのも同じだが、「おん」の「ん」(はねがな)を「み」と読む読み癖が俗語にあるということを実例で示している。当時の発音を知る手がかりにもなる。
南留別志 8
一 おみ帯、おみ扇などいへる俗語は、はねがなを「み」とよみて、「おん」といふ事なり。陰陽師を、「おんみうし」とよむも、はねのひびき、「み」に通ふなり。
[解説]阿倍御主人を「あべのみうし」と読み慣わしているのも同じだが、「おん」の「ん」(はねがな)を「み」と読む読み癖が俗語にあるということを実例で示している。当時の発音を知る手がかりにもなる。
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