斉諧俗談175

斉諧俗談 175

〇山鬼[さんき]

永嘉記(えいかき)に言う、安国県に山鬼がいる。形は人のようで、足が一本で、長さはわずか一尺ばかり。好んで木こりの塩を盗み、石蟹をあぶって喰う。人々は、あえてこれを好きなようにさせている。もしいやがらせでもすれば、人を苦しめたり人家を焼くという。


[解説]これもいろいろと伝承のある妖怪です。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。