斉諧俗談159

斉諧俗談 159

〇屈軼草[くつてつそう]

綱鑑[こうかん]に言う、黄帝の時、ある草が庭に生えた。この草、心がよこしまな者がいると、その者を指さすようになびいた。そのため屈軼草と言った。また通鑑前編(つがんぜんぺん)に言う、聖王の御代に屈軼草が生じる。賢人を見てはまっすぐに伸び、佞人(ねいじん)を見るとうつむいてしまうという。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。