斉諧俗談147
斉諧俗談 147
〇神代桐樹[かみよのきりのき]
ある書に言う、推古天皇の御代、三河の国の山に神代からの桐の樹がある。高さは四十丈、太さは三十二尋(ひろ)もある。ほとんど枯れかかり、中に虚洞[うろ]があって、根本に洞の口がある。洞の中に竜が棲み、時々雲霧を発する。このことから霧降山と言われているという。また、桐生山[きりふやま]ともいう。
斉諧俗談 147
〇神代桐樹[かみよのきりのき]
ある書に言う、推古天皇の御代、三河の国の山に神代からの桐の樹がある。高さは四十丈、太さは三十二尋(ひろ)もある。ほとんど枯れかかり、中に虚洞[うろ]があって、根本に洞の口がある。洞の中に竜が棲み、時々雲霧を発する。このことから霧降山と言われているという。また、桐生山[きりふやま]ともいう。
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