斉諧俗談141
斉諧俗談 141
〇魚龍石[ぎょりゅうせき]
広博物志に言う、岐府[きふ]の西、隴州[ろうしゅう]より七十余里の所に魚龍洞[ぎょりゅうどう]がある。その中に石がある。大きなものがあり、小さいものもある。水によって流れ出てくる。その石を割ってみると、どれも中が魚龍の形をしている。人がその洞の前を通る時は、注意して無言のまま通る。もし、誤ってものを言う者がいると、たちまち風雷の轟く声が聞こえて恐懼するという。しかし、多くの人にはその声は聞こえないともいう。
斉諧俗談 141
〇魚龍石[ぎょりゅうせき]
広博物志に言う、岐府[きふ]の西、隴州[ろうしゅう]より七十余里の所に魚龍洞[ぎょりゅうどう]がある。その中に石がある。大きなものがあり、小さいものもある。水によって流れ出てくる。その石を割ってみると、どれも中が魚龍の形をしている。人がその洞の前を通る時は、注意して無言のまま通る。もし、誤ってものを言う者がいると、たちまち風雷の轟く声が聞こえて恐懼するという。しかし、多くの人にはその声は聞こえないともいう。
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