斉諧俗談134
斉諧俗談 134
〇石麪[せきめん]
唐の玄宗の天宝三年に、醴泉が湧き出て、石が変化してして麪[めん]となった。また憲宗(けんそう)の元和四年にも石が麪となった。さらに宋の真宗の祥符五年にも、石から脂が生じて麪となった。仁宗の嘉祐七年にも麪が生じ、哲宗の元豊三年にも石が麪となった。いずれの時も、貧民が取って食べたという。
[語釈]
醴泉 れいせん。甘い味の泉。中国で、太平の世にわき出たといわれる。ここに列記されている皇帝は、いずれも名君の誉れが高い。
麪 麺に同じ。
斉諧俗談 134
〇石麪[せきめん]
唐の玄宗の天宝三年に、醴泉が湧き出て、石が変化してして麪[めん]となった。また憲宗(けんそう)の元和四年にも石が麪となった。さらに宋の真宗の祥符五年にも、石から脂が生じて麪となった。仁宗の嘉祐七年にも麪が生じ、哲宗の元豊三年にも石が麪となった。いずれの時も、貧民が取って食べたという。
[語釈]
醴泉 れいせん。甘い味の泉。中国で、太平の世にわき出たといわれる。ここに列記されている皇帝は、いずれも名君の誉れが高い。
麪 麺に同じ。
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