斉諧俗談122
斉諧俗談 122
〇八尾木[やおき]
河内の国若江郡[わかえごおり]に、八尾木という所がある。伝承に言う、昔、この地の谷小路[たにこうじ]にうぐいすがいて、毎朝来てはさえずる声がとても澄んで人の情感を動かした。そのうぐいすは尾の羽根が八枚あって珍しい種類である。それにちなみ、そのうぐいすが宿る樹を八尾木と呼び、村の名としたということだ。
[解説]大阪府八尾市は八尾町時代はもと若江郡に属し(のちに中河内郡)、八尾には八尾木地区がある。その地名の由来とされている話です。
斉諧俗談 122
〇八尾木[やおき]
河内の国若江郡[わかえごおり]に、八尾木という所がある。伝承に言う、昔、この地の谷小路[たにこうじ]にうぐいすがいて、毎朝来てはさえずる声がとても澄んで人の情感を動かした。そのうぐいすは尾の羽根が八枚あって珍しい種類である。それにちなみ、そのうぐいすが宿る樹を八尾木と呼び、村の名としたということだ。
[解説]大阪府八尾市は八尾町時代はもと若江郡に属し(のちに中河内郡)、八尾には八尾木地区がある。その地名の由来とされている話です。
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