斉諧俗談108
斉諧俗談 108
〇百合若丸之弓[ゆりわかまるのゆみ]
備前の国赤坂郡酒折石上[さかおりいしがみ]の社に、百合稚丸[ゆりわかまる]の鉄弓がある。どんな人もこれを引くことはできない。ところが寛文年間に、当国の武臣射場藤太夫[いばとうだゆう]という世に聞こえた強弓が試しに引いたところ、難なく引くことができた。しまいにはその弓をへし折って改めて奉納したという。
斉諧俗談 108
〇百合若丸之弓[ゆりわかまるのゆみ]
備前の国赤坂郡酒折石上[さかおりいしがみ]の社に、百合稚丸[ゆりわかまる]の鉄弓がある。どんな人もこれを引くことはできない。ところが寛文年間に、当国の武臣射場藤太夫[いばとうだゆう]という世に聞こえた強弓が試しに引いたところ、難なく引くことができた。しまいにはその弓をへし折って改めて奉納したという。
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