【諸乗法数】付3-1

【諸乗法数】付3-1

第八三藏 

能藏 

所藏 

執藏


註 正しくは第八阿賴耶識具藏。

能蔵は阿賴耶識の中に涅槃に至る種子を能く摂蔵していること。

所蔵は八識(既出)の中の前七識(既出)の新たな種子を所蔵していること。

執蔵は第七未那識の内我(自己と世界の遭遇によって生ずる煩悩や矛盾)を克服して更なる上に至ること。

『成唯識述記』(玄奘訳、『成唯識論』の注訳書。唐の慈恩大師基の撰)巻二に見える。

なお、慈恩大師は窺基と記されることが多いが、正しくは「基」の一字。父は唐建国の功臣尉遅敬徳(うっちけいとく)の従弟。墓は西安南郊興教寺の玄奘墓塔の傍らにある。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/ne9e818a2f14b


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