【諸乗法数】20-4
【諸乗法数】20-4
二十種現行煩惱
(法)相宗
隨所欲纏
不隨欲纏
無所分別
有所分別
増上
平等
微薄
外門纏
内門纏
増上纏
失念纏
分別纏
俱生纏
觀察
不自在
自在
不可救
不救
取相現行
不取相現行
註 現行煩悩とは、阿羅漢果を得て煩悩を断った後にも僅かに残存する勢のこと。完全に煩悩を断ずるは仏のみ良くするとされる。例えば阿難が阿羅漢果を得た後にも女性を意識したとされるようなもの。阿頼耶識の中で起るとされている。『瑜伽師地論』巻五十九に見える。
二十隨煩惱
(法)相宗
例によって原典とは順序等に異同が有るので正す。
忿
恨
覆
惱
嫉
慳
誑
諂
害
憍
無慚
惱亂
掉擧
昏沉
不信
懈怠
失念
散亂
不正知
註 根本煩悩(貪瞋漫無明見疑)に付随して起る煩悩を二十に細別した物。大疏巻四十に見える。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nedf5fe877948
0コメント