【諸乗法数】20-2

【諸乗法数】20-2

二十隨眠　

不定地　

定地　

隨自境　

隨他境　

被損　

不被損　

隨増　

不隨増　

具漏　

□(缼)減　

不生苦　

生少苦　

生多苦　

無覺　

微薄　

平等　

増上　

不可害　

加害

註　随眠とは煩悩のことで、二十に分類したもの。三随眠(既出)より始まり細別化され、六随眠・十随眠となり二十随眠となる。更に細別化され九十八随眠に至る。いずれも貪瞋痴に起因するので、一々の解説は省略する。なお、二十随眠は『瑜伽師地論』巻五十九及び『顕揚聖教論』巻十九によるが、例によって語句や順序に異同がある。『瑜伽師地論』によって語句と順序を正す。

一不定地(隨眠以下同じ)・二定地・三隨逐自境・四隨逐他境・五被損・六不被損・七隨増・八不隨増・九具分・十不具分・十一加害・十二不加害・十三増上・十四平等・十五下劣・十六覺悟・十七不覺悟・十八能生多苦・十九能生少苦・二十不能生苦。

※図はこちら→　https://note.com/11111hiromorinn/n/nc4207fc18f57