【諸乗法数】10-36

【諸乗法数】10-36

十受生藏 

供 


供養諸佛 

發菩提心 

修行法門 

普照三世 

平等光明 

生如来家 

佛力光明 

觀普智門 

普現莊嚴 

入如来地


註 善財童子が善知識を訪ねて成道の法を聞いた時、第三十九妙徳夜神に聞いた毘盧遮那如来の蔵している十の法。受生とは如来の境地のこと。

供養諸佛受生蔵 諸佛に供養する。

発菩提心受生蔵 菩提心を発する。

修行法門(原典では観所法門)受生蔵 法門を法門の海に入り学を修める。

普照三世(原典では深心普照)受生蔵 清浄の光が山を照らす如く障碍を滅する。

平等光明受生蔵 法忍が成就すれば平等に光明が現れる。

生如来家受生蔵 菩薩の位より如来の位に進む。

佛力光明受生蔵 如来の位に進めば自ずから光明を発する。

観普智門受生蔵 智慧の法門を普く知る。

普現莊厳受生蔵 一の毘盧遮那が無数の毘盧遮那に変ずる。

入如来地受生蔵 一切の行を知る。

『華厳経』巻七十に見える。表題の脇の供は衍字(えんじ。余計な文字)。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/n077ba261ae2d


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