斉諧俗談6
斉諧俗談 6
〇大白虹[たいはくこう]
霏雪録[ひせつろく]に言う、「越の国に陸国賓[りくこくひん]という道士がいた。ある時、船に乗って長江で遊んでいると、白い虹が水に跨っているのが見えた。近寄って虹が出ている所を見ると、笋[たけのこ]笠ほどもある大きな蝦蟇(がま)が口から白い気を吹き出していた。しばらくすると跳ねて水の中にもぐった。同時に虹も見えなくなった」と。
[語釈]●道士 どうし。道教を信奉し、道教の教義にしたがった活動を職業とするもの。
斉諧俗談 6
〇大白虹[たいはくこう]
霏雪録[ひせつろく]に言う、「越の国に陸国賓[りくこくひん]という道士がいた。ある時、船に乗って長江で遊んでいると、白い虹が水に跨っているのが見えた。近寄って虹が出ている所を見ると、笋[たけのこ]笠ほどもある大きな蝦蟇(がま)が口から白い気を吹き出していた。しばらくすると跳ねて水の中にもぐった。同時に虹も見えなくなった」と。
[語釈]●道士 どうし。道教を信奉し、道教の教義にしたがった活動を職業とするもの。
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