【諸乗法数】8-11
【諸乗法数】8-11
八部般若
大品
小品
放光
光讚
道行
金剛
勝天王
文殊問
註 般若(全ての事物や道理を明らかに見抜く深い智慧)の思想を説いた経典の代表的なもの八部。成立した年代と中国に持ち込まれた時代によってさまざまなものがある。
大品 鳩摩羅什訳、二十七巻
小品 鳩摩羅什訳、二十巻
放光 呉の朱士行の訳、二十巻
光讃 晋の竺法護の訳、十巻
道行 後漢の支流迦讖の訳、十巻
金剛 現存する訳のみで八種ある。鳩摩羅什・菩提流支(二種)・真諦・達磨岌多・玄奘(二種)・義浄。空海は義浄訳を採用。
勝天王 陳の月婆首那の訳、七巻
文殊問 梁の曼陀羅仙の訳、七巻
有名な泰山刻石は文殊般若を大字で刻した物。『大般若経』はこれらの集大成。玄奘訳、六百巻。
↓こちらに画像があります。
https://note.com/11111hiromorinn/n/n35a48a451e70
0コメント