【諸乗法数】7-31
【諸乗法数】7-31
七種自性
楞伽(經)
集
性
相
大種
因
縁
成
註 自性とは物の持つ本体本性のこと。それを七種に分類したもの。
集自性 善悪の集まったもの。
性自性 諸法の持つそれぞれの本性。
相自性 諸法の持つ独自の本性。
大種自性 一切諸法の原因となる本性。
因自性 諸法の起る元となる本性。
縁自性 諸法の生起を助ける本性。
成自性 諸法の実成にして如来蔵の元となる清浄な本性。
『楞伽経』巻一に見える。なお、龍樹はこの自性を否定する無自性を唱え「空」に結びつけた。
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