【諸乗法数】6-27
【諸乗法数】6-27
六因
相伽
當有因
相續因
相因
作因
了因
相待因
註 六因は経典によって種々あるが、これは『楞伽経』の説。相伽は楞伽の誤刻。
當有因 六根に対して六塵の作用する原因。
相続因 六塵が原因の善悪の業が原因として現世より未来世へと連続すること。
相因 善悪の作用が原因として絶えることなく続くこと。
作因 正しくは作勝因。己の勝因(優れた因縁)によって善報を受けること。
了因 正しくは顕示因。一念の善悪によって得られる因果が顕らかに示されること。
相待因 妄想の念を断って涅槃を待つ段階に至ること。
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