【諸乗法数】5-111
【諸乗法数】5-111
五運
儒與 辨正
太易 未見氣也
太初 元氣始散
大(太)始 氣形之端
大(太)素 形變有曾
太極 形空已具
註 正しくは先天五大という。宇宙が生成される過程を解説する語。
太易は、原初の混沌とした状態。
太初は、漸く形の萌す状態。
太始は、形が整い始めた状態。
太素は、形の定まった状態。
太極は、陰陽がことごとく具わり変化極りない状態。
辨正は辨正論。唐の高祖の武徳年間に、傅奕の廃佛論に対し、僧法琳が論破するために皇帝に奉った論。後漢以来の佛道の抗争を記す佛教史の一面もあり面白い書である。
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