【諸乗法数】5-97
五菩提
發心 十信
伏心 三賢
明心 菩提 前七地
出到 後三地
無上 佛果
註 発心(ほっしん)から悟りに至る修行の五段階。
先ず発心。佛の道に入る。これは十信の位。十信とは、菩薩二十五位の内、下から十番目の地位。
次いで伏心に至る。伏心とは、次第に佛の道に心服することで、これは三賢の地位。三賢は菩薩の第二の段階。
明心は三段階目。佛の道が明らかに見えて来る境地。十地の内前七地まで進んだこと。十地とは佛果を生み出す菩薩修行の十の境地のこと。前七地は十地の内、前の七地の位に在ること。明心とは十地の内の最後の三段階に位置すること。
出到は四段階目。そろそろ煩悩から脱して悟りに至る境地。これは十地の最終段階の後三地。
このあと無上菩提に至って遂に佛果を得る。
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