【諸乗法数】5-89
胎五位
初七日・羯羅籃・云凝滑
二七日・頻蒲曇・此云疱
三七日・名閉尸・云軟肉
四七日・名羯南・云硬肉
五七日・鉢羅奢・云形位
註 胎児が母体に在る期間を分けたもの。受胎から七日毎に次第に形が造られる。『倶舎論』巻九等に説かれる。
初七日 羯羅(刺に作る事も)籃といい、形が造られ始める。
二七日 頻(「安頁」に作るものも)蒲といい、胎盤が造られる。
三七日 閉尸といい、軟らかい肉が形成される。
四七日 羯南(かつなん 健南或いは犍南に作るものも)といい、骨が形成される。
五七日 鉢羅奢(羅奢佉に作る)といい、手足が形成される。
この後六根がそなわって出産に至る。
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