1940年12月20日

1940年12月20日 昭和15年

【内 閣】

第2次近衞文麿内閣

総理 近衛文麿/外務 松岡洋右/内務 安井英二/大蔵 河田烈/陸軍 東條英機/海軍 及川古志郎/司法 風見章/文部 橋田邦彦/農林 石黒忠篤/商工 小林一三/逓信 村田省蔵/鉄道 小川郷太郎/拓務 秋田清/厚生 金光庸夫/国務 平沼騏一郎・星野直樹

企画院総裁 星野直樹/次長 小畑忠良

内閣書記官長 富田健治

法制局長官 村瀬直養

【宮中主要官】

内大臣 木戸幸一/宮内大臣 牧野伸顕/枢密院議長 原嘉道/枢密院副議長 鈴木貫太郎

【軍部高官】

[陸 軍]

陸軍次官 阿南惟幾/軍務局長 武藤章/参謀総長 杉山元/参謀次長 塚田攻/教育総監 山田乙三

[海 軍]

海軍次官 豊田貞次郎/軍令部総長 伏見宮博恭

【植民地高官】

朝鮮総督 南次郎/台湾総督 小林躋造/関東長官 梅津美治郎/樺太庁長官 棟居俊一/南洋庁長官 近藤駿介

【東 京】

府知事 岡田周造/市長 大久保留次郎


神奈川県小田原[おだわら]市が市制施行。足柄下郡小田原町・足柄町・大窪村・早川村・酒匂村の一部(網一色・山王原地区)が合併して小田原市に。初代市長:益田信世は1941年3月27日就任。

『山之口貘詩集』刊行。

アメリカで生産管理局設立。

衆議院議員倶楽部、結成。尾崎行雄ら7人を除き全員(435名)が参加。1941.9.2 解消、翼賛議員同盟となる。

1940年の大政翼賛会の結成によって既成の政党は全て解党され、12月20日には翼賛会の下に衆議院統一会派である衆議院倶楽部(435名)が結成されたが、一部右翼からの「大政翼賛会違憲論」に押されて、翌1941年に近衛文麿首相によって大政翼賛会は政事結社ではなく公事結社であると規定されたため、一切の政治活動を禁じられ、衆議院倶楽部は解散を余儀なくされた。それによって全ての衆議院議員が無所属議員となってしまったために、衆議院は大混乱に陥った。

大島浩、駐独大使に任命される。

日独伊三国同盟条約による一般委員会及び2専門委員会を3国首府に設置の覚書成立。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。