1705年11月9日

宝永2年11月9日[貞享暦]1705年12月24日  己巳  木曜日

【朝  廷】

[天  皇]東山(113代)

[上  皇]霊元(112代)

[関  白]藤原兼煕47

[左大臣]藤原家煕39

[右大臣]藤原輔実37

[内大臣]藤原綱平34(左大将)

[権大納言]藤原伊季46(右大将) 源通誠46 藤原基勝43 藤原通躬38 藤原公全28 藤原家久19 藤原致季23 藤原昭尹27 藤原吉忠17

[権中納言]藤原頼重37 藤原永福49 藤原為経52 藤原雅豊42 藤原経音24 藤原公統38 藤原俊清39 源輔通19 藤原兼香14 藤原隆長34

[参  議]平行豊53(右兵衛督) 藤原康綱51(左衛門督) 藤原実陰45(右中将) 藤原為綱42(左衛門督) 藤原基長31(左中将) 藤原輝光36(左大弁) 藤原定基37(左中将) 藤原公澄36(右中将)

[中  宮]承秋門院(幸子女王)

[典  侍]新崇賢門院(櫛笥賀子)、冷泉経子

[掌  侍]高辻(菅原)長豊の娘

[女  院]新上西門院(藤原(鷹司)房子)


【幕  府】

[将  軍]徳川綱吉(5代)

[老中格]松平美濃守吉保(左近衛権少将)

[老  中]土屋相模守政直 小笠原佐渡守長重 秋元但馬守喬知 稲葉丹後守正通 本多伯耆守正永(西丸付) 大久保隠岐守忠増 井上大和守正岑

[側  衆]安藤信濃守定行 水野飛騨守重矩 水野肥前守忠位 一柳土佐守末礼 溝口摂津守宣就 中川淡路守成慶 保田越前守宗郷 宇津出雲守教信

[側用人]松平右京大夫輝貞 松田志摩守貞直 竹本土佐守長直 松平伊賀守忠周

[高  家]畠山民部大輔基玄 畠山下総守義寧 京極対馬守高規 大沢右衛門督基隆 大友近江守義孝 織田能登守信門 戸田能登守忠真 中条山城守信実 今川豊五郎範高

[留守居]長田甚右衛門重視 松前伊豆守嘉広 三枝摂津守守相 朝倉藤十郎景行 布施長門守正房

[西城留守居]佐野豊前守直行

[奥高家]織田式部信明 大友孫三郎義閭

[高  家]畠山民部大輔基玄 畠山下総守義寧 宮原長門守氏義 戸田土佐守忠章 大沢越中守基躬 中条山城守信実

[大目付]折井淡路守正辰 仙石伯耆守久尚 安藤筑後守重玄 横田備中守由松 松平安房守乗邦

[大番頭]戸田土佐守忠章 松平近江守信周

[勘定奉行]萩原彦次郎重秀 久貝忠左衛門正方 戸田備前守安広 中山出雲守時晴

[関東郡代]伊奈半左衛門忠順

[西国郡代]

[美濃郡代]辻六郎左衛門守参

[飛騨郡代]伊奈半左衛門忠順

[町奉行](南) 坪内能登守定鑑 (北) 松野河内守助義

[作事奉行]大島伊勢守義也 曲淵越前守重羽

[普請奉行]甲斐庄喜右衛門正永 水野権十郎忠順 三枝左兵衛守繁

[小普請奉行]間宮播磨守信明 竹田藤右衛門政武

 [小普請]座光寺作左衛門為泰 座光寺清右衛門為長

[鎗奉行]大久保勘三郎忠行

[長崎奉行]永井讃岐守直允 別所播磨守常治 石尾阿波守氏信 佐久間安芸守信就

[駿府城代]青山幸豊

[駿府城目付]杉浦兵九郎政盛

[駿府町奉行]水野小左衛門守美

[駿府城加番]鍋島内匠長行 柴田七九郎康貞

[堺奉行]天野重義

[佐渡奉行]荻原重秀

[京都町奉行](東町)安藤次行 (西町) 中根摂津守正包

[仙洞付]荒木十左衛門政羽 山田三大夫真周

[大坂定番](京橋口定番)松平縫殿頭乗成 (玉造口定番)渡辺備中守基綱

[大坂加番]酒井石見守忠予、酒井隼人正忠胤、内藤式部少輔正友

[大坂城目付]馬場宮内尚恒 渥美九郎兵衛友延 仁木甚五兵衛守豊 三島清左衛門政興

[大坂町奉行](東町)太田甲斐守好敬 (西町) 大久保大隅守忠香

[大坂船手頭]松平孫大夫重矩

[伏見奉行]

[堺奉行]天野伝四郎富重

[山田奉行]堀利喬

[奈良奉行]

[日光奉行]彦坂壱岐守重敬

[下田奉行]山口勘兵衛直之

[駿府城代]青山幸豊

 [目 付]中坊長左衛門秀広 三島清左衛門政興

[駿府町奉行]鈴木兵九郎重視 水野小左衛門守美

[長崎町奉行]丹羽遠江守長守

[佐渡奉行]荻原重秀

[昵  近]松平右京大夫輝貞

[若年寄]加藤越中守明英 稲垣対馬守重富 永井伊賀守直敬 久世大和守重之

[書院番組頭]三枝左兵衛守繁 京極主計高久 本多采女紀当

[書院番頭]松平式部少輔忠明 酒井紀伊守忠助 本多因幡守忠能 岡野伊豆守成勝

[書院番]朝倉外記豊寿 岡田新八郎利祐 水野甚五右衛門守房

[新番頭]三枝日向守守清 酒井小平次忠隆 土屋頼母茂直 松平主馬定由

[新  番](近習番)杉藤蔵繁孝 長谷川刑部正冬 長田宇右衛門重好 松野六郎兵衛親移 金田采女正澄 金田平八郎正利 立川助八郎守信 荻生小次郎観

[小姓組番頭]稲葉紀伊守正辰 松平壱岐好乗 伊沢播磨守正久 内藤越前守正興 川勝能登守隆尚 島田十兵衛政辰 曲淵市兵衛軌隆 井上頼母正晴

[小姓組与頭]仁賀保孫九郎誠信 堀助右衛門親行 前田半右衛門勝識 牧野八大夫貴成 松平源大夫定隆

[小姓組]桑山源七郎一規 大橋与惣右衛門親宗 土屋長三郎正克 渡辺内記永倫 成瀬吉右衛門正起 仁賀保内記誠方 角南主馬国通 松平内膳正直知 小出主膳英雄 金田能登守正明 松平藤兵衛正房 小堀大膳政房 川勝刑部広豊 久松内記某 大河内十大夫信政 山名信濃守泰豊 水野播磨守忠位 柴田三左衛門勝富 八木主税助正周 中山宮内直春 松平采女正定基 牧野周防守康重

[奥  詰]

[中奥小姓]松平大膳光規 藤堂源五郎良端 山田十大夫豊重 松平内膳正宗長

[小納戸頭]

 [小納戸]水野孫大夫忠朝 曽我織部助資

[廊下番]保田忠右衛門久重 住吉内蔵允広保

[百人組頭]伏見主水為信 成瀬吉右衛門正起

[持弓頭]前田孫八郎定相 柘植五大夫正信 平岩若狭守親庸

[持筒頭]大森三次郎頼隆 松平半左衛門忠勝

[徒  頭]渡辺半兵衛輝 小泉兵庫養正 加藤右近明教 土岐内記定武 服部久右衛門常方 牧野伝蔵成煕 丹羽権兵衛氏右 大岡市十郎忠相 井戸新兵衛弘宰 松平権之助信錦 松平伝左衛門正辰

[表右筆]大塚太左衛門光広 大竹源四郎信政

[儒  者]林大学頭信篤 林七三郎信充 林百助信智

[奥  医]井関正伯祐甫 竹田法印定快 依田陽徳院某 菅谷長順玄鳳 谷辺寿仙院忠焉 木村謙庵季益 村田長庵昌伯 佐合益庵宗諄 薬師寺宗仙院元常 奥山謙徳院立庵 中村玄悦兼照 吉田一庵宗貞 小島昌怡維和 小森西倫頼英 古田休甫従真 北村湖元(奥医並) 東暦施鍼庵(鍼医)

[御台所用人]高木甚右衛門元茂

[目  付]桑山三郎左衛門玄道 駒木根長次郎政方 三好勘之丞長広 戸田喜右衛門忠位 丸毛五郎兵衛利雄 長崎半左衛門元仲 松田善右衛門勝広 平岡市右衛門資明 坪内覚左衛門定常 鈴木伊兵衛直武 大岡五郎右衛門清相 戸田七内政峯 筒井治左衛門義勝 根来平左衛門長安

 [吹上花圃奉行]三浦十右衛門某、村松彦四郎友政

[使  番]三島清左衛門政興 仁木甚五兵衛守豊 安部小十郎信方 岡部庄左衛門重矩 戸川内蔵助安明 村瀬伊左衛門房矩 天野弥五右衛門昌孚 伏見主水為信 成瀬吉右衛門正起 渥美九郎兵衛友延

[先手頭]佐野与八郎政信 中川勘三郎忠雄 蔭山数馬親広 中山勘解由直房 高林弥一郎利之成瀬滝右衛門重章 近藤源兵衛用久 佐久間小左衛門信房 加々爪次郎右衛門信全 雨宮近江守正長 布施孫兵衛重俊 浅野伊左衛門正氏 鈴木三郎九郎重祐 前島太郎右衛門重命

[小十人頭]杉浦弥市郎貞宣 曽雌権右衛門定勇 丸毛勘右衛門利貞 戸田三郎兵衛忠常 平野九左衛門長喜 石丸五左衛門定清

[小十人組頭]曽雌権右衛門定勇

[徒  頭]中山権左衛門勝尋 三枝十兵衛守繁 永井喜右衛門直又

[盗賊考察]坪内源五郎定鑑 平岩若狭守親庸(兼)

[火賊考察]佐野与八郎政信(兼)

[天主教考察]松前伊豆守嘉広(兼) 横田備中守由松(兼)

[日光山巡察]松田善右衛門勝(兼)

[船手頭]向井将監正盛 向井伊織正員 大河内又十郎政直 天野佐左衛門雄正

[火消役]皆川宮内広逵 堀田孫太郎一平

[寄  合]土岐出羽守頼晴 松平久馬助政森 戸田周防守忠春 越智下総守清武 藤枝若狭守方教 山口兵庫直安 津田外記正房 諏訪主殿頼秋 諏訪伊織頼安 瓦林源右衛門嘉久 瓦林清右衛門良中 佐野豊前守直行 興津能登守忠間 上田周防守重則 中根壱岐守正冬 藤懸信濃守永次 小出内記英輝 上杉采女義陣 小出山城守有仍

[二丸留守居]矢橋伝左衛門重信

[二丸大番]大谷木十左衛門季貞 鈴木五郎作某 山崎金左衛門弘矩

[三丸用人]堀筑後守秀雪

[御台所用人]高木甚右衛門元茂 朝比奈孫兵衛信久

[西城奥番頭]間部越前守詮房 町野筑後守三安

[西城裏門番頭]小栗五大夫忠珍 松波六右衛門重房 山田太左衛門信隆

[西城昵近]戸田大炊頭忠利

[西城御側]井上遠江守正長 青山備前守秘成 大久保長門守教寛

[西城小姓]稲生安房守英正 曲淵下野守景衡 間部隠岐守詮之 建部志摩守広明 石川助之進保和

      村上因幡守正邦 間部中務少輔銓衡 村上市正正直 遠山久三郎利安

[西城桐間番組頭]末高半左衛門政峯 折井五郎七郎正職 織部甚右衛門広次 羽太清左衛門正次 千葉兵部季佐 長野次左衛門広門

[西城焼火間番頭]菅沼図書正直 神田弥右衛門正秀 小林七郎右衛門正秀 窪田勘右衛門正良 井藤平四郎忠実・川村権七一親

[西城広敷用人]堀源佐衛門正勝 早川勝七郎重好

[西城小納戸]鈴木百助自興 細井藤左衛門安定 南条右衛門宗益 間部主膳詮貞 竹田源次郎忠雄

北川長十郎某

[西城奥医]山田立長敬元 須磨良川某(針医) 増田寿鍼良富(針医)

[西城尚薬]奥山謙徳院玄起(兼) 同立庵某 山田立長敬元(兼)

[元方納戸頭]新見彦四郎正知

[払方納戸頭]上田新四郎政方

[腰物奉行]黒沢杢之助定当

[小石川御殿奉行]松崎善兵衛良時

[廊下番組頭]木原七郎兵衛清白

[桐間番組頭]早川平四郎定基

 [桐間番頭]前田大隅守定相

 [桐間番]山崎長巴信福 島弥左衛門正方

[表右筆]大塚太左衛門光広 大竹源四郎信政

[瞽  者]三島惣撿挍安一

[幕奉行]加藤久大夫景次

[行水方]下山伊兵衛某

[同朋頭]伊藤道阿弥新兵衛

[奏者番]本多弾正少弼忠晴 石川能登守乗紀 池田丹波守輝録 松平弾正忠久 三宅備前守康雄  安藤長門守信友 土井式部少輔利意 水野監物忠之 松平宮内少輔忠尚 鳥居播磨守忠英 堀左京亮直利

[寺社奉行]本多弾正少弼忠晴 三宅備前守康雄(兼) 久世大和出雲守重之(兼) 松平伊賀守忠周(兼) 鳥居播磨守忠英(兼) 堀左京亮直利(兼)

[京都所司代]松平紀伊守信庸

[大坂城代]土岐伊予守頼隆


松平美濃守吉保の女で内藤山城守政森の妻死去により、小納戸菅谷近江守政憲を以て吉保を弔問。

重陽の日に時服を献上した者らに内書を下賜。

禅僧東暦某、針冶に巧みとしてしばしば召されしところ、願いにより施鍼庵と号し、法衣の下に色袴の着用を許され、少老の所属とする。

三丸火番を停廃。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。